今週の日経平均は月曜が歴代1位の暴落、そしてその翌日は歴代1位の急騰ととんでもない値動きを見せていますね。
日本株暴落を受けてリバランス
タイミング的に日銀の利上げ決定と重なりましたので一部で植田ショックとか日銀ショックなどと呼ばれているようですが、この呼称は定着するのでしょうかね。
そのあたりの動きをチャートでチェックしてみますと、SBI証券のページから引用した日経平均の直近1年間のチャートがこんな感じ。
月曜の大暴落は昨日および今日の反発でほぼ吸収されましたが、実はそのかなり前から下落が始まっていましたので、ピークの42,000円台にはまだまだ遠い状況ですね。
一方NYダウの直近1年のチャートを同じくSBI証券のページから引用しますとこんな感じ。
今回の暴落は日本株の動きが一番目激しかったので目立っていますが、実は世界同時株安でしたのでこちらもしっかり下がっています。
しかし日本株に比べますと先週以前の下落がほぼありませんので、影響は比較的軽微ですね。まあ株安と並行して円高も進みましたので、円ベースでの評価ではもう少し効いてきますが。
私の場合、月初は本来ならばNISA積立投資枠で積み立てました10万円の資金を回収するための売却フェーズなのですが、上記のような動きによって資産比率が大幅に乱れましたので、NISA成長投資枠も利用してこのタイミングでリバランスを実施することにしました。
今回のリバランス内容
そんな今回のリバランスですが、内容は以下のようになりました。
- 売却
- 日本REIT:-2.3%
- 海外REIT:-2.1%
- 海外債券:-2.3%%
- 購入
- 日本株式:+3.7%
今回は日本株の暴落直後の局面ですので、買いは日本株1本となりました。その購入代金を日本REIT・海外REIT・海外債券を売却して捻出した格好です。海外株式は相対的に見て中立的ポジションでしたので、今回は手付かずとしました。
実は月曜の日本株の大暴落の後、昨日の火曜日も続落するようであれば今年分のNISA成長投資枠の残りを総動員するくらいの大規模買付を行おうかと考えていましたが、結果的には火曜は急反発でしたので、日本株の買い付けは成長投資枠1か月分程度に留めておきました。
ただ今後もしばらくは荒い値動きが発生する可能性が高そうですので、その時には成長投資枠の残りを使って再度リバランスに踏み切る心づもりだけはしておきます。