日銀の政策金利0.5%への追加利上げ決定を受け、とうとう銀行の方でも預金金利の引き上げ競争が始まったみたいですね。
中でもここ数日で利上げの告知が連発していますのが普通預金金利です。
普通預金金利の引き上げ競争
あおぞら銀行
昨日メールが届きましたのがあおぞら銀行です。
詳細は上記ページで参照できますが、2025年2月1日より普通預金金利を0.2%から0.35%に引き上げるとのこと。
少し前までは0.2%でも好金利な方で、私も一時流動性資金の置き場に利用させてもらっていたことがあります。
しかし今となっては0.2%はかなり見劣りする水準になってきていましたので、ここで一発テコ入れをしようということなのでしょうね。
auじぶん銀行
そう思っていたら今日になって今度はauじぶん銀行からもメールか届きました。詳細は以下のPDFファイルで参照できます。
2025年3月1日より円普通預金金利を0.11%から年0.21%に引き上げるとのこと。
auじぶん銀行の場合は、これに加えてauまとめて金利優遇による金利上乗せが合計0.2%ありますので、これを合わせるとトータル0.41%ということになります。
あわれ、あおぞら銀行はあっというまに抜き返されてしまいました。
SBI新生銀行
こうなりますと、最近SBI証券と連携してよく使っていますSBI新生銀行の動向も気になります。調べてみますと、こちらでもしっかりと普通預金金利引き上げが告知されていました。
2025年3月3日からダイヤモンドステージの普通預金金利を0.3%から0.4%に引き上げるとのこと。
ダイアモンドステージはSBI証券と口座連携するだけで達成できますので、実質0.4%がデフォルトの普通預金金利になりますね。
流動性資金の置き場は普通預金と個人向け国債
この目まぐるしい動きを見ていますと、日本でも金利のある世界というものが再び訪れつつあることを実感しますね。
この変化の激しい状況下では、預入期間の長い定期預金などには手を出しにくいです。
これから当面は比較的金利の良い上記のような普通預金と、半年毎に金利が見直されます変動10年の個人向け国債を流動性資金の置き場として利用しようと思います。