家計簿を続けるコツ

自分の今後のライフプランを練る場合や、特にセミリタイアなどを検討する場合には、自分の資産内容や収入と支出の状況を正確に把握することが重要です。

そのためには、家計簿を付けるという行為が重要になってきます。自分も気がつけば、かれこれ15年以上家計簿を付け続けています。その過程で気がつきました、家計簿を続けるコツなどについて書いてみたいと思います。

自動化を活用する

自分が最初に家計簿を付け始めたときに使っていたのは、このブログの初期に9月の支出集計でも書きましたMicrosoft Moneyという家計簿ソフトでした。

このソフトの特徴の1つは、銀行や証券会社などの入出金履歴や資産価格の情報を自動的に取り込む機能があることでした。これによって煩雑になりがちな複数の口座の家計簿への反映が非常に楽になりました。

その後Microsoft Moneyはサポートを終了し、もはや自動取り込みの機能も動作しませんが、いまだに家計簿としての使用は続けています。

停止したMicrosoft Moneyの自動とり込み機能に代わり、現在資産の全体状況把握に役立っているのは、マネーフォワードに登録してみたでご紹介しましたマネーフォワードです。

こちらはWebアプリですが、口座情報を登録すれば非常に多くの金融機関の入出金や資産価格の情報を自動的に取り込むことが出来ます。

複数の金融機関にまたがる資産情報を逐次更新していくという作業は煩雑で挫折しがちですので、こういう自動化の機能を活用することが1つのポイントになると思います。

クレジットカードの利用

上の自動化とも絡むのですが、買い物にクレジットカードを使えば、その出金情報をクレジットカードのサイトから自動取得することができます。

上記のマネーフォワードは日本で使われているほとんどのクレジットカードに対応していますので、日常の買い物もクレジットカードで支払うようにすれば、家計簿付けをほぼ自動化することも夢ではありません。

必ずレシートをもらう

とはいうものの、やはり現金を使う場面は無くなりません。その場合は、必ずレシートをもらう習慣を付けてください。

最初は面倒かもしれませんが、店の人が差し出さないなら催促してでももらうくらいまで習慣付けましょう。

レシートさえ残っていれば、少々遅れても後からまとめて家計簿を付けることができます。

1レシート1項目と割り切る

家計簿はソフトにしろ紙にしろ、大抵費目ごとに付けられるようになっています。

たとえばスーパーで買い物をする場合、洗剤などの日用品と食料品を一緒に買うのはよくあることです。しかし、これらをいちいち日用品 何円、食料品 何円と分けて記録しようとすると、途端に家計簿付けの手間が倍増します。

そこで自分の場合は、レシートに複数の費目が混じっていても、一番比率の高い費目でレシート全額を記録する、という割り切りをしています。この結果、記録するのはレシートの数と同じ項目数で済みますので、作業がかなり簡略化されます。

家計簿を付ける最大の目的は支出状況の把握であり、特にトータルで自分がいくらお金を使っているのかを把握することが重要です。そのためには、正確さを追求して煩雑になり途中で投げ出すよりは、多少割り切ってでも続けることが肝要です。

続けているうちに、ここはどうしても正確な内訳を知りたいという部分がでてくれば、その時に費目の分割などを考えればよいと思います。

以上、自分の経験をふまえた家計簿を続けるコツについて書いてみました。今家計簿を付けてないという方は、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

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