個人型確定拠出年金のスイッチングがギリギリのタイミングだった

昨日は外貨高騰の話をしましたが、今日は株式の話です。

昨日も少し書きましたが、日銀の追加緩和の決定を受けて日経平均は7年ぶりの高値16,413円を付け、その後のユーヨークダウも昨晩は最高値を更新しました。

と言っても自分の場合、個別の株式を直接売買しているわけではないのですが、投資信託と個人型確定拠出年金で国内外の株式ファンドを購入しています。

きわどかった今回のスイッチング

その中でも特に最近取引したのが、先日個人型確定拠出年金 2回目のスイッチング実施でお知らせしました、国内債券ファンドから国内外株式ファンドへの確定拠出年金のスイッチングです。

SBI証券の確定拠出年金のホームページで取引履歴を確認してみると、スイッチングの指示を出したのが10月22日で、日本株式ファンドの買付が完了したのが10月28日、海外株式ファンドの買付が完了したのが10月29日でした。

これを日経平均のチャート上で表してみると、以下のようになります。

スイッチングタイミング

※引用元:Yahoo!ファイナンス

これを見ると、今回のスイッチングはかなりきわどいタイミングだったことがわかります。指示を出すのがもう2日ほど遅れていたら、今回の高騰で吹き上がった直後に買付が行われてしまうところでした。

スイッチング指示後は株価が直近の底値からかなり戻してきましたので、今回のスイッチングはややタイミングを逃したかと思っていましたが、結果的には高騰直前に買うことができました。

この結果、10万円前後だった含み益が昨日1日だけで15万円以上に跳ね上がりました。確定拠出年金は始めてからまだ1年余りで投資額が少ないため、含み益の絶対額は大したことがありませんが、やはり株式はファンドでもよく動きますね。

もっとも今回の急騰はまだ昨日1日だけのことですので、この含み益が本物となるかどうかは来週以降の株価の動き次第ということになりますが。

動きが遅いスイッチング

それにしても、確定拠出年金のスイッチングはやはり時間がかかりますね。国内株式ファンドでも指示を出してから買付完了するまで6日、海外株式ファンドに至っては1週間もかかっています。

値動きの激しい株式ファンドでは、この時差によって損失を被る可能性は無視できません。

買付資金を国内債券ファンドではなく定期預金に置いておけばもう少し早く買い付けできるかと思い、今年2月に行った定期預金から株式ファンドへのスイッチングの取引履歴も調べてみましたが、やはり指示を出してから買付完了まで1週間かかっていました。

今回のような大幅な高騰や急落にぶつかる可能性はせいぜい年に数回程度でしょうが、一気に資金を動かすのは避け、トレンドに沿ってじっくりと指示を出していくというのが確定拠出年金本来の使い方なのかもしれません。

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