トランプ関税による乱高下後の投信再リバランス

前回のトランプ関税発表翌週のリバランスからちょうど1週間、歴史的な乱高下を経て株式や為替相場も少し落ち着いてきましたので、昨日投資信託の再リバランスをかけておきました。

トランプ関税による乱高下後の再リバランス

まず日経平均の1年チャート(SBI証券のページから引用)で確認しておきますと、こんな感じ。

トランプ関税発動時の暴落からまだ半分も戻していませんが、値動き的には少し落ち着き始めている気配がありますね。

一方NYダウの1年チャート(同じくSBI証券のページから引用)はこんな感じ。

こちらは暴落の底から半分以上戻していますね。

自分から全世界に向かって経済戦争を吹っかけておきながら、他国より早く回復傾向になるのが米国のはた迷惑なところです。

まあトランプ関税の影響が米国自身に本格的に表れるのはこれからなのでしょうが。

今回のリバランス内容

そんな状況下での今回のリバランス内容ですが、以下のようになりました。

  • 売却
    • 日本株式:-5.2%
    • 日本REIT:-2.1%
    • 海外株式:-0.1%
  • 購入
    • 海外債券:+4.6%
    • 海外REIT:+4.6%

前回タイミング的に暴落の底値を基準にリバランス量を計算し、反発した翌日の価格で日本株を大量に購入してしまいましたので、日本株の比率が大きくなりすぎました。

今回のリバランスの最大のポイントは、その歪を修正するための日本株クラスの売却です。

今回その売却資金の受け入れ先となりましたのは海外債券と海外REITです。円高の進行でこれらのクラスの資産価値が目減りしているという要因もあります。

とりあえず今は少し落ち着きを見せ始めています株式相場ですが、トランプさんの一言で状況が一変するのは先週で体験済です。

こういう状況下では先の予想などしても無駄ですので、ただリバランス条件に到達したら無心でリバランス計算して売買注文を出すという作業を続けていくつもりです。

ただし投資信託では先週のような激しい値動きにはついていけませんので、注文発行は少し様子を見て値動きが落ち着いてから、というくらいの心の余裕は持っておきたいと思います。

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