今年も3月にずれ込んでしまいましたが、どうにか確定申告を終わらせました。今回もe-Taxによる申告です。
去年より納税額上昇
今年は暗号通貨の所得金額がヤバいことになっていたで書きましたように暗号通貨から生じました所得金額が予想以上に膨らんでいましたので、納税金額も膨らみました。
私の場合、一応まだ自営業者を名乗っていますが、ブログからの収益が激減していますので事業所得的には大幅な赤字です。
また投資による特定口座での収益は住民税での申告不要制度が使えなくなりましたので、源泉徴収にまかせて全く申告していません(下手に申告すると健康保険料が激増)。
したがって申告する主な所得は、持株会株式の売却による譲渡所得と、上記の暗号通貨から生じました所得です。そして上記のように今年は後者が予想以上に膨らんでいましたので、トータルでの所得額が去年より70万円ほど増えてしまいました。
結果として納税額も去年よりも約5万円増えました。それでも今回は定額減税3万円がありましたので、その分だけ低く抑えられているのですが。
ちなみに私の場合、定額減税補助給付金(調整給付)のお知らせが来たで書きましたように去年定額減税の調整給付金としてすでに1万円を受け取っています。今回その分を補正するための入力項目がe-Taxのどこかにあるのかと注意深く見ていましたが、どこにもそのような個所はありませんでした。
改めて調べてみますと、所得税額が確定して調整給付金をもらい過ぎていることが判明したとしても、それを補正したり返却したりする必要は無いみたいですね。したがって私は今回の定額減税で所得税からの控除で3万円、調整給付金として1万円の合計4万円の恩恵を受けたとことになりました。
国民健康保険料も上昇
そして最後に避けて通れない国民健康保険料ですが、今年も岡山市提供の国民健康保険料簡易計算Excelシートで試算してみました。
すると健康保険料が去年よりトータルで10万円以上上昇することがわかりました。
1回限りの定額減税で3万円や4万円返ってきたとしても、社会保険料でこれだけ取られていたら有難みも何も無いですね。
そんな中でも年収103万円の壁の引き上げにまともに取り合わない現行政府には、今年の参院選で目にもの見せてやりたいところです。