長年使ってきました「後で読む」サービスのPocketですが、いよいよサービス終了が7月7日と迫ってきました。
少し前から代替サービスを調査・検討していましたが、最終的にInstapaperを採用することにしました。
代替サービス探し
代替サービスとしては他にもいくつか有名どころを検討してみました。
まずはNotion。こちらはEvernoteの乗り換え先としても以前に検討したことがありますが、データベースを基盤とした高機能のワークスペースツールです。
その用途はメモ作成やタスク管理、ドキュメント管理など広範囲に及びますが、Pocketの代替として単なるブックマーク管理サービス的に使うには少し複雑すぎる気がしました。
続いてGoogle Keep。こちらはGoogle謹製のオンラインメモサービスで、私も以前からちょっとした情報を記録したり他のアカウントと共有したりするときに利用することがありました。
機能的にはブックマーク管理的に使うこともできなくはありませんが、やはり汎用メモツールですのでブックマーク管理用途では操作性がPocketにかなり劣る印象でした。
そしてRaindrop.io。こちらはPocketと同様に最初からブックマーク管理を目指したアプリで、ネット上での評判も悪くありません。私も少し試用してみましたが、よくできている印象でした。
ただRaindrop.ioはウクライナ人の個人が開発・運営していらっしゃるようで、サービスの継続性、保守性などの面でやや不安が残りました。
Instapaper採用
というわけで最終的に採用したのは、以前からのPocketの競合相手でもありますInstapaperとなりました。
Instapaperにはスマホアプリやブラウザ拡張のブックマークツールなども用意されており、Pocketとほぼ同じ感覚で利用することができます。
Pocketと違って複数ページに分割された記事を一括して取り込むようなことはしてくれませんが、Pocketでも一括取り込みは必ずしも成功するとは限りません。
したがって最近はPocket内の記事もブラウザのEdgeで開いて読むことが多くなっていましたので(Edgeの音声読み上げを使いたいという理由もあり)、この点は許容範囲内です。
一週間以上前にリクエストしましたPocketのデータエクスポートの結果は未だに届きませんのでPocketからのデータ移行はできていませんが、すでに日々目にする気になる記事はInstapaperの方に取り込み、実用を始めています。
今のところは特に大きな不満は出ていません。