先日、iPhone用のRemote Mouseという有償アプリが期間限定で無料になっているという情報をネットで目にし、試しにダウンロードしてみました。
ワイヤレスマウス (Remote Mouse) – YANG TIAN JIAO
これはiPhoneとPCをWiFiを介して接続し、iPhoneをPCのマウスやキーボードとして使えるようにするというアプリです。
音声入力が面白い
実際にMacBookと接続して動かしてみると、確かにiPhoneからMacBookのマウス操作やキーボード入力を行うことができました(PC側にも対応したアプリをインストールする必要がありますが)。
しかしこのアプリを使っていて1番面白かったのは、キーボード入力に音声入力機能が使えるということです(上記の写真のキーボード内のマイクボタン参照)。
実は音声入力機能自体はmacOSにもあります(デフォルトではfnキー2度押しでon)。そちらも以前にMacBookで試したことがあるのですが、音声認識率は今ひとつでした。
マイクの問題かと思いiPhone付属のマイク付きイヤホンをMacBookに接続しても試してみましたが、それでも認識率が十分とは言えず、そのうちに使わなくなってしまいました。
しかしこのRemote Mouseの音声認識はSiriで鍛えられたiPhoneネイティブの音声認識そのものと思われ、なかなかの認識率を示してくれます(iPhoneのマイク性能が良いせいもあるのかもしれませんが)。
音声入力でブログ書き
これならブログ書きにも使えるのではないかと思い、実は試しに今音声入力でこの記事を書いています。
やってみた感想としては、音声だけで100%入力とはいきませんが、一通り文章をしゃべったあと10%程度を手で修正するつもりであれば充分使い物いなるという感じでした。
これなら全文をキーボードで入力するよりも速く、しかも楽に文章を書くことができそうです。
コツは完全な音声入力にはこだわらず、微修正にはキーボードを適度に併用すると割り切ることでしょうかね。
一人暮らしをしているとどうしても人と会話する機会が減り、しゃべる力が退化してしまいそうですので、声帯の運動も兼ねてしばらくこの音声入力方式でブログ書きを続けてみようかと思います。
ちなみに私は今回iPhone 6s PlusとMacBookの組み合わせで試してみましたが、このRemote MouseにはiPad販やAndroid版もあます。またPC側もMac以外にWindowsやLinuxにも対応しているようです。
興味のある方は、ご自分の環境に合わせてトライしてみて下さい。