e-Taxで確定申告の準備

先日雇用保険 3回目認定日と確定申告本の購入で確定申告の本を買ったとお知らせしましたが、その後もぼちぼち準備を進めています。

いろいろ情報を見ていると、税務署まで出向かなくても、e-Taxという電子申告システムで確定申告ができるとのこと。そうなると技術屋の性分として、やはりそれを使ってみねばなるまいという気になってきましたので、e-Taxに向けて準備を始めました。

e-Taxのメリット・デメリット

国税庁のホームページによると、e-Taxのメリットは以下の3点。

  • 添付書類の提出省略可能
    医療費の領収書や源泉徴収票等の提出を省略できる(ただし、申告から5年間提出を求められる可能性があるので要保管)。
  • 還付がスピーディー
    還付申告が3週間程度で処理される。
  • 24時間受付
    確定申告期間中は24時間提出(送信)可能。

またその他の情報も見ていると、以下のようなメリットもあるようです。

  • 申告書類を持参したり郵送したりしなくて済む(あたりまえ)
  • 計算ミスを防げる
    必要な数値を入力すると、税額などは自動計算してくれる。
  • 間違いがあっても上書き送信で訂正できる

確定申告初心者としては、こちらの方がありがたいですね。

一方、デメリットの方は

  • ランニングコストがかかる
    住民基本台帳カードと個人証明書の取得に1,000円程度、ICカードリーダライタの購入で1,000〜3,000円程度。
  • システムが不親切で分かりにくい
    使いこなすのにそれなりに勉強がいるそうです(まあ、お役所のやることですから)。

なおコスト面については、去年まではe-Taxを使った時に1回だけ3,000円の特別税額控除が受けられたみたいですが、残念ながら今年分の申告から廃止になったようです。

準備するもの

e-Taxを使うためには、以下のものの準備が必要になります。

パソコン

Windows(XP,VISTA,7,8)またはMacintosh(Mac OS 10.6)のパソコンが必要です。対応のMac OSがいまだに10.6というところがなんともいえませんが、最悪うちのMavericksで動かなければWindows PCを使います。

追記) 2014/02/20
最新のe-Taxのページを確認したところ、MacOSの対応バージョンが10.8 Mountain Lionまで拡大されていました。

電子証明書

市役所等で発行される住民基本台帳カードに格納されている電子証明書が必要になります。

住民基本台帳カードの発行に500円、電子証明書の発行に500円程度の料金がかかります(しかも電子証明書の有効期限は3年限り)。

ICカードリーダライタ

住民基本台帳カードに格納されている電子証明書を読み取るICカードリーダライタが必要になります。

自分はAmazonで以下を注文しました。1,500円です。

値段的にはもう少し安いものもありますが、正式にMacintosh対応しているということで、これにしました。

なお、住民基本台帳カードには接触/非接触型共有タイプ(表面に接触端子あり)と非接触型タイプ(表面に接触端子なし)の二種類があるようです。自分の自治体が発行するカードがどちらのタイプか確認し、それに対応しているリーダライタを選ぶよう注意してください。

以上、特別税額控除がなくなってコストが完全に持ち出しになるところが痛いですが、何事も経験ということで頑張りたいと思います。

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