国民年金2年前納 締め切り間近

日本年金機構から、国民年金2年前納の口座振替開始のお知らせハガキが届きました。これで私の2年前納の手続きは完了です。

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そういえば、2年前納の申し込みは2月末必着です。もう締め切りが間近ですね。

2年分もの年金保険料を一括して納めるとなると、色々不安も絶えないこの制度ですが、

  • 2年目で保険料が下がったらどうなるの?
    →2年前納開始に合わせて2年目まで保険料を確定するようにしました。
  • 前納した年の収入が少なければ十分な社会保険料控除が受けられないのでは?
    →前納した年に2年分控除することもできますし、税務署に相談すれば1年分ずつに分けて控除することもできます。
  • 途中から納付免除を受けたくなったら?
    →免除が認められた月以降の保険料は還付できるようにしました。

と、お役所らしからぬ素早さで突っ込まれそうなポイントをことごとく見直していった今回の厚生労働省の対応には、この2年前納に賭ける並々ならぬ意気込みが感じられます(このあたりのことをもう少しわかりやすく広報してくれれば、なお良いのですが)。

厚生労働省としては、割引のお得感をテコにして低迷している保険料納付率のアップを狙いたいのかもしれませんが、はたしてどうなりますでしょうか。

個人的には既に納付していた人の乗り換えが多く、今まで納付を拒否していたのにこの程度の割引で納付し始める人はあまり多くないような気がします。保険料の納付期間を65歳までに延長することを検討している、などという噂が聞こえてくれば尚更です(参考:国民年金の加入期間延長は「65歳まであと90万円払え」の意図)。

ともあれ私のように納付すると決めた人にとっては、2年分の保険料370,080円(割引前)に対して4%の14,800円という割引率は、安全な投資などではまず稼げないレベルですので魅力があります。

引き落し日の4月30日に2年分の前納金額355,280円を無理なく用意できる方は、今からでも申し込みを検討されてみてはいかがでしょうか。なお今から申し込む場合には、締め切り間近ですので年金事務所に出向いて直接手続きしたほうが無難かと思います。

あと、今まで書きました国民年金2年前納関連の記事に、「2年前納」というカテゴリを新たに付加しました。記事タイトルの下にある「2年前納」というリンクをクリックすれば記事の一覧が表示されます。今までの流れや詳しい情報を知りたい方は、そちらもご参照下さい。

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