一昨日、新生銀行の2週間定期解約で新生銀行の2週間定期を解約して楽天銀行の1週間定期に預け換えるという話をしました。
ところが、今日になって驚きの情報が飛び込んできました。
【悲報】 楽天銀行の1週間定期預金年0.50%が、1週間で年0.05%へ改悪 – 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー
あまりにも短命だった金利0.5%
楽天銀行が1週間・2週間の円定期預金の取扱いを開始してからわずか1週間で、まさかの金利1/10への引き下げです。
我が目を疑って自分でも楽天銀行のホームページを見に行きましたが、確かに1週間定期・2週間定期とも、既に金利が0.05%に修正されていました。
楽天のことですからいずれ劣化する可能性があるとは思っていましたが、まさか告知後1週間でしかも1/10まで下げるとは思いませんでした。
この状況を見ると当初の金利は明らかに開始直後限定のキャンペーン的な扱いですが、告知ではそのような雰囲気は感じられませんでしたしね。
ただ後から考えると、1週間定期より2週間定期の金利が低かったのは最初から1サイクル限りのキャンペーン金利にするつもりだったと考えると、何となく腑に落ちる気もします。
それにしても楽天銀行は何を考えてこのような行動に出たのか謎です。話題作りというのはあるのでしょうが、あらかじめ告知していたならともかく、いきなりのこの扱いではマイナスイメージからくるデメリットのほうが大きいのではないでしょうか。
本家 楽天市場のEコマースの分野では、ある程度ショップとの腹の探り合いのようなところがあるのはやむを得ない気もしますが、信用第一の金融機関でこういう振る舞いをされると、少なくとも自分はあまり真面目にはお付き合いしたくありません。
代替策の検討
さて、楽天銀行の1週間定期は泡と消えましたので、代替策を考える必要があります。
新生銀行 2週間定期を継続
実は新生銀行の2週間定期は満期が7月に入ってからでしたので、現状はまだ解約予約状態のままです。
このため、今ならまだ再度継続に変更することも可能です。しばらく検討してうまい受け皿が見つからなければ、この手で逃げます。
別の定期預金
ちょうどボーナス時期でもありますので、どこかにうまい定期預金のキャンペーンは無いかと探してみました。
しかし今のところ、普通の定期預金で変動10年の個人向け国債の金利を上回るところは無さそうです。相変らず銀行さんはゆるい商売をしていますね。
個人向け国債
やはり最後はこれでしょうか。変動10年の個人向け国債は6月募集分だと金利0.4%ですね。
さらに証券会社によってはかなりのキャッシュバックキャンペーンをやっているところもありますので、7月のキャンペーン内容を確認したうえで考えたい思います。
ただ個人向け国債は1年は資金が固定されてしまいますので、流動性という点では短期の定期預金に少し劣りますね。
新生銀行 2週間定期の満期まで今しばらく間がありますので、もう少し考えた上で方針を決定したいと思います。
それにしても今回の楽天銀行の動きにはがっかりです。これでは楽天銀行じゃなくて落胆銀行だよ、などというくだらない駄洒落を思いついてしまった一日でした。
楽天銀行が炎上しないか心配です