iPad Air 2,iPad mini 3発売。買うなら最大容量の128GBモデルがお勧め

かねてからの噂通り、AppleからiPad Air 2とiPad mini 3が発表されましたね。

iPad Air 2の方は指紋認証センサーTouch IDの採用に加えて、プロセッサの強化、厚さ18%減、カメラの高解像度化とそれなりに進化しているのに対して、iPad mini 3の方はTouch IDの採用以外には前モデルとの大きな違いは無いようですね。

去年、iPad mini Retina(今回改めiPad mini 2)を買った自分としては、Touch IDだけのために数万円を出して買い換えるというのはあまりにコストパフォーマンスが悪そうです。したがって、今回はパスかなという印象です。

買うならどの容量モデルか

とはいえ今回も、ネット上には既に購入宣言をしている方が多数おられます。そういう人にとって毎回悩みのタネになるのは、iPad AirかiPad miniかという選択に加えて、どの容量モデルを選ぶかという点です。

例えば今回発表されたiPad mini 3 WiFiモデルを例に取ると、容量によって以下のような価格差があります(全て税抜)。

  • 16GB :¥42,800
  • 64GB :¥53,800 (+¥11,000)
  • 128GB:¥64,800 (+¥22,000)

最小容量の16GBモデルと最大容量の128GBモデルの間には¥22,000の差があり、比率にすると約1.5倍とその差は小さくありません。

想定する自分の使い方で容量が足りるなら、できるだけ小さい容量で済ませようと考えるのは自然なことです。

手放す場合の価格差も考慮しよう

しかしここでは購入時の価格だけでなく、いずれそのモデルを手放す場合の買取価格についても考えてみましょう。

たとえば、買取価格が比較的高いことで有名なSmarketで、今日現在のiPad mini Retina WiFiモデルの最高買取価格を調べてみると、以下のようになっていました。

  • 16GB :¥27,300
  • 32GB :¥33,000 (+¥5,700)
  • 64GB :¥37,000 (+¥9,700)
  • 128GB:¥43,000 (+¥15,700)

最小容量の16GBモデルと最大容量の128GBモデルの間には¥15,700の差があります。

買取価格は時期や機体の状態によって変化しますので一概には言えませんが、手放す場合の買取価格まで考慮すると、16GBモデルと128GBモデルを購入した場合の実質的なコストの差は、数千円からせいぜい1万円程度に納まると考えていいでしょう。

内蔵容量に余裕があれば活用の自由度も広がる

もちろん、タブレットを使うのはWeb閲覧やメール、SNSなどが中心で、あとはオンラインストレージを使えば事足りる、というような使い方をする人なら16GBモデルでも運用は可能でしょう。

しかし容量に制限がある場合には、試しにアプリを1つインストールしてみるにもやはり気を使いますし、常に不要なデータを消し続けるなどの配慮も必要になります。

一方タブレットで128GBの容量があれば、先日iPad miniは旅先での暇つぶしに最高だったで書きましたように、iPad mini1つに大量の動画や電子書籍などを詰め込んでおいて、出先でネット環境を気にせずに自由に楽しむ、というような余裕のある使い方もできます。

もちろん、アプリの1つや2つのインストールに気を使うこともありません。

実質的にせいぜい1万円程度の追加コストでこの自由度が手に入ると考えると、自分としては資金的に許すならば最大容量モデルを購入しておくことをお勧めします。

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