意表をついた外貨高騰

今日は為替相場がすごいことになりましたね。

原因は、日銀の意表をついたタイミングでの追加緩和の決定というのが主な要因のようです。

日銀、追加緩和を決定 資金供給10兆~20兆円拡大:日本経済新聞

これを受けて日経平均も755円高となり、7年ぶりの高値16,413円で終わるという激しい値動きになりました。

円全面安

今日17時頃取ったSBI FXトレードアプリのチャートのスナップショットが以下です。

外貨急騰20141031_チャート

ドルだけではなく、豪ドル、ニュージーランドドル、南ア ランドなど、自分が持っている外貨が軒並み対円で高騰しています。SBI FXトレードで取引を始めて以来、初めて見る動きです。

チャードがどの通貨もほどんど相似形になっているのが面白いですね。これだけ急激な動きがあると、細かい値動きの違いなどはほとんど見えなくなるのでしょう。

為替損益も急上昇

この急激な円全面安を受けて、為替損益の方も大幅に上昇しています。

数日前にSBI FXトレードのスワップポイントが3,000円を突破でお知らせした時は為替損益は6千円弱でしたが、今は以下のように一気に1万円を超える状況になっています。

外貨急騰20141031_損益

今回の円安にどう対応するか

自分の場合、FX取引はスワップポイント狙いが主な目的ですので、外貨急落時には買いを入れるのですが、このような高騰時にどうするかはあまり考えていませんでした。

これだけの急騰がずっと継続するとは思えませんので、FX取引の原則としては売るのがセオリーかもしれません。

しかし、元々為替差益を目的とした売買はしないつもりでしたし、どこまでいって上げ止まるのかの予想もつきませんので、為替損益の変動幅に余裕ができたと捉えて様子を観ようかと思います。

唯一動くとしたら、SBI FXトレードとは別のマネックス証券に少しだけ昔に買った外貨MMFが残っていましたので、更に円安が進むようならそれを売却するかもしれません。

購入の絶対量が少ないので差益額そのものは大したことがありませんが、ドルがまだ90円を切っていた頃に買ったものなので、差益率としてはかなりのものになっています。そのため、できれば売却時の利益に課税されるのは避けたいところです。

外貨MMFの為替差益非課税の取り扱いは2015年末で終了するらしいので、この円安局面は利益を確定するよいタイミングになるかもしれません。

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