いつものようにGoogle AdSenseのレポートをチェックしようとしたところ、AdSenseのホーム画面のサイドバーに以下のような見慣れぬカードが表示されました。
Google AdSenseからのグリーティングカード
カード内の「詳細」リンクを押すと更に詳細な情報が表示されるのかと思いきやさにあらず、このカードに関する説明でした。
アカウントの履歴の中で大きなマイルストーンを達成した場合、[ホーム] ページで「AdSense の目標達成」カードが表示されます。おめでとうございます!
ということで、お祝いしていただきました。更に先を読むと、
AdSense の目標達成カードは、100,000 件の広告インプレッションを記録した、タブレットやモバイルで 1,000 回目の広告を表示したなど、サイト運営者様のこれまでの取り組みの大切な節目をお祝いするためのものです。獲得したカードは [ホーム] ページに一定期間表示され、自動的に消えます。
このカードを見たのはこれが初めてのような気がしますが、他にも表示される節目があるようですね。
そしてある程度時間が経つと、勝手に消えると。
広告表示回数の推移
せっかく節目を教えてくれましたので、AdSenseのレポートでブログを始めてからの広告表示回数の推移を確認してみました。
これを見ると、今年前半はかなり長い停滞期でしたが、9月頃から再び上昇傾向が見られるようになってきました。
AdSense広告を表示し始めてから約1年3ヶ月、一応毎日更新を続けていますが、内容を根本的に見直さない限り、いつかは頭打ちになる時期が来ると思います。
しかし、今のところはまだ成長の余地が残されているようです。
よく似た表示回数指標の違い
ちなみにAdSenseのレポートでは、グラフの右上の「列」のドロップダウンを開くと、レポートの基準となる4つの表示回数系の指標を選択することができます。
デフォルトはページビューになっていますが、今回 広告表示回数の推移を確認するにあたってどれを見ればいいのか迷いましたので、各々の意味を調べてみました。
ネットで検索すると、以下のページがよくまとめられていました。
広告リクエストを基準としたレポート表示とカバレッジの確認 – ぼくらのアドセンスデイズ
おおまかにいうと
ページビュー
ページの表示回数のことで、一般に言われているPV数の概念と一致します。
ただし、AdSenseのレポートで表示されるのは、当然広告が表示されいてるページのみとなります。
広告リクエスト
広告ユニットがリクエストされた回数です。
1ページに許容される最大3つの広告ユニットが貼り付けられていた場合、ページが1回表示されると広告リクエスト数は3となります。
一致したリクエスト
広告リクエストに対して実際に広告が配信されたリクエスト数です。
広告のフィルタを多用しすぎて表示する広告が無い場合や、ページに不適切なワードが含まれていて広告が配信されなかった場合などに、広告が表示されない場合があるとのこと。
通常のサイトでは広告リクエスト数と大きくズレた値にはならず、実際自分のレポートでも広告リクエストと一致したリクエストのずれは、100万回の表示回数中で数百回程度でした。
また、レポート中には「カバレッジ」という数値も出てきますが、これは一致したリクエスト数と広告リクエスト数の比率で、通常はほぼ100%になります。
個別の広告の表示回数
広告ユニットの中に表示された広告の数です。
AdSenseの広告は1広告ユニット1広告の場合が多いですが、稀に1広告ユニット内に複数の広告が表示される場合があります。したがって、通常は広告リクエスト数より若干多めの数字になります。
というわけで、今回のカードは「広告の表示回数 100万回」と言っていますし、意味的に見ても該当するのはおそらく4番目ですね(うちのサイトの場合は、広告リクエスト数・一致したリクエスト数でも大きくは変わりませんでしたが)。