少し前にGoogleから「AdSense 自動広告のご紹介」というメールが来ました。
AdSenseでまた新しいタイプの広告のサービスが始まったようです。
自動広告とは
どうやら今度の広告は明示的に広告コードをページ内に配置しなくても、こちらのサイトの内容を自動的に認識して適当な場所に勝手に広告を表示してくれるみたいですね。
使い方としてはまずサイトのページのヘッダ内にタグコードを配置し、その後AdSenseの自動広告の設定ページで使う広告のフォーマットを選択するという流れのようです。
メールによりますと、
AdSense 自動広告はページ単位の広告と同じ広告コードを使うため、 そのコードがすでにあるページではタグを再設定する必要はありま せん。
ということで、このブログの場合は以前にGoogle AdSenseが新しいページ単位広告を公開などで書きましたようにページ単位広告を既に使用していますので、新たなコード設定は不要のようです。
あとは、AdSenseの「広告の設定」のメニュー内にある「自動広告」のページを開いて使う広告フォーマットを選択するだけです。
このサイトの場合、関連コンテンツは既に明示的にコードを配置して利用していますので、
- テキスト広告とディスプレイ広告
- インフィード広告
- 記事内広告
の3つを有効化してみました。「テキスト広告とディスプレイ広告」は従来と同様のバナータイプの広告、「インフィード広告」は記事や商品などのリスト内に埋め込まれるタイプの広告、「記事内広告」は記事の中に埋め込まれるタイプの広告といった感じでしょうか。
これで自動広告の利用準備は完了です。
自動広告の効果は?
自動広告の効果は、自動広告の全般設定画面にあるレポートボタンを押すことで確認することができます。
こちらのレポートを見ると各タイプの自動広告がどのくらいの収益を上げているのかを確認することができます。
自動広告の設定をしてから今日までで5日ほど経過しましたが、効果の方は正直言って微妙です。ごく稀にスマッシュヒット的な収益をたたき出してくれる日もありますが、平均的には収益が従来より数パーセント増えれば上等といった感じです。
なにしろ自動広告の表示回数自体がかなり少なく、PV数の1~2%程度しか表示されないようですので、今のところ効果は限定的とならざるを得ないようです。
実際私も、自動広告の設定をしてから自分のサイト内のページに自動広告が表示されるのをまだ目視で確認できていません。いったいどんな感じで表示されているのやら。。。
とはいえ設定自体は簡単でメンテナンスもほぼ不要ですので、多少なりとも収益に貢献してくれるならこのまま設置しておこうか、というのが現状の感想です。