AdSenseカテゴリブロックで初の有効パターン発見

以前にAdSenseの広告ブロックで収益性を上げるで、特定の広告カテゴリをブロックすることによるAdSenseの収益性の改善について書きました。

そしてその後、AdSenseのA/Bテストが便利だけど調子が悪いで書きましたように、カテゴリブロックに関するA/Bテスト機能も公開され、ブロックの効果を手軽に測定できるようになりました。

初の有効なカテゴリブロックパターン

その後、色々なカテゴリブロックのパターンでA/Bテストを行い、有効なパターンを探索してきましたが、殆どのものは大きな効果が無いかむしろオリジナルより悪化するという結果に終わりました。

これについては、やはりGoogle AdSenseの広告表示ロジックがデフォルト状態でもかなり優秀なものであることを示しているのだと思います。

しかしここにきて、初めてあるカテゴリをブロックすることで大幅に収益が改善するパターンが見つかりました。それは一般カテゴリーの「不動産」をブロックすることです。

以下はA/Bテストが収束した後の該当パターンのテスト設定画面です。

有効ABテスト設定

「不動産」をブロックしたパターンの収益性がオリジナルより+111%(つまり2倍以上)と大幅に改善したことを示しています。

また、パターンの信頼度がGoogleの推奨する95%を超えており、有効性を判断するのに十分な試行が行われたことを示しています。

更にA/Bテストのレポート画面でみても、グラフのRPM値がオリジナルより大幅に改善していることがわかります。

有効ABテストレポート

以上のことから、A/Bテストの設定画面より「パターンを採用」を選んでテストを終了させました。これにより、パターンの内容がオリジナルのブロッグ状態に自動的に反映されます。

なお、今回のA/Bテストでは劇的な効果が見られましたが、季節変動の影響の可能性もありますので、もうしばらくしてから今度は逆に「不動産」カテゴリのブロックを外すA/Bテストを実施し、効果が継続的なものかどうか確認してみたいと思います。

また、ここに示した結果はあくまで本ブログに関してのものですので、皆様のブログで同様の結果になる保証はありません。ご自身のサイトに適用される場合には、自サイト上でA/Bテストを行って効果を確認した上で実行してください。

A/Bテスト実行中はカテゴリ設定などを変更してはいけない

今回色々とA/Bテストを実施していて気がついたのですが、A/Bテスト実行中に手動でカテゴリブロックなどの操作を行うと、その時点で実行しているA/Bテストが自動的に停止されるようです。

これはA/Bテストの結果に余計な外部要因の影響が入り込まないようにする配慮からだと思います。

しかし、結果的にそれまで実行してきたA/Bテストが中途半端な形で中断されることになってしまいますので、A/Bテスト実行中はカテゴリのブロック状態などを手動でいじらないようご注意下さい。

スポンサーリンク

フォローする

おすすめトピック(一部広告あり)

おすすめトピック(一部広告あり)