先日、AdSenseのA/Bテストが便利だけど調子が悪いで、Google AdSenseのA/Bテストのテスト設定変更画面でエラーが発生し、テストを停止することさえできなくなっているというお話をしました。
試行錯誤の末、なんとかこのエラー状態を解除することができましたので、今日はそのことについてお話します。
A/Bテストの困った状況
AdSenseでA/Bテストの画面(画面上部メニューの「広告の設定」→「テスト」)を開くと、以下のように作成したテストパターンの一覧が表示されます。
ここで、実行しているテスト(ステータスが「掲載中」のもの)を選ぶと、通常は以下のようにそのテストの設定変更画面が表示されます(この画像はテスト実行開始直後のため、表の内容がほとんど空ですが、テストが進むに連れて状況を示す数値が表示されます)。
この画面の表中の「元の設定を選択」あるいは「パターンを採用」を選択するか、右上の「テストを停止」のボタンを押せば、実行中のテストを停止させることができます。
ところが自分の環境の場合、テストパターン一覧から実行中のテストを選んだ時点で以下のようなエラーが表示されてしまうため、テストを停止できないという問題が発生しました。
実行できるテストは1度に1つのみのため、テストを停止できなければ他の新しいテストを始めることもできず、A/Bテストに一切手を触れることができないという困った状況に陥っていました。
一瞬出てくるテスト設定変更画面
ここでよく画面を見ていると、テストパターン一覧から実行中のテストを選んだ時点で、一瞬だけテスト設定変更画面が表示されることに気が付きました。
表示されるといってもコンマ数秒程度ですぐにエラー画面に切り替わってしまいますが、確かに表示されています。 一瞬でも表示されるのであれば、そのタイミングを見計らってボタンを押してやれば、そのテストを停止できるのではないか、というのが今回の発想です。
早速試してみようとしましたが、MacBook Proのトラックパッドでは、とてもその一瞬のうちにカーソルをボタンの上に合わせてクリックを押すということができませんでした。
しかもまずいことに、一度エラー画面が表示されてしまうと、ブラウザのキャッシュが効くためか一瞬さえもテスト設定変更画面が表示されなくなってしまい、続けてトライすることが出来ません。 翌日まで待ってキャッシュがクリアされた頃にリトライすると、また一瞬だけ表示されるというような状況でした。
早押しならマウスだ
何度かトライしましたが、どうしてもトラックパッドでは上手くクリックすることができませんでしたので、更に考えました。
やはり操作の素早さが要求されるなら、トラックパッドよりもマウスのほうが有利そうです。実際自分もリアルタイム性が要求されるゲームDiablo3をプレイする時には、MacBook Proにbluetoothでマウスを接続して遊んでいました。
そこで操作をトラックパッドからマウスに切り替えてみたところ、数回のトライの末にとうとうクリックに成功し、見事にテストを停止することができました。
ちなみに、その後別のテストパターンを作成して実行してみたところでは、エラーは再現しませんでした。したがって、エラーが発生するのはエキスパンド広告に関するテストの場合だけなのかもしれません(また解除できなくなると困るので試していませんが)。
以上、かなり強引な方法ではありますが、AdSense A/Bテストのエラーの回避方法について書いてみました。万一、同じようなエラーで悩んでいる方がおられましたら試してみてください。