安いそばに過剰なダイエット効果の期待は禁物

最近よく通っている業務スーパーですが、うっかりして2回連続で乾麺のそばを買ってしまい、現在約1.5kgものそばの在庫を抱えています。

年越しそばを食べる日も近づいてきたこの時期、今日はそのそばの話です。

そばはうどんよりダイエットに良い?

なぜそんなにそばを買うようになったのかというと、そばはうどんよりダイエットに良いという話を聞いたのが1つの要因でした。

たとえば、こちらの記事によると、

年末太り撃退!蕎麦と薬味の相乗効果で「温蕎麦ダイエット」 | ANGIE(アンジー)

そばは以下のような点でダイエットや美容に良いとのこと。

  • GI値が低いので血糖値が急に上がりにくく、脂肪になりにくい
  • 食物繊維が多く、お通じをよくする
  • ポリフェノールの一種のルチンが含まれており、体内の酸化を抑えるアンチエイジング効果がある

いずれも自分にとっては、ありがたい効果ばかりです。

安いそばではダイエット効果は薄い

しかしそばについて検索していると、こんな記事もありました。

ダイエットにはうどんよりそばの方が良いはウソ!

こちらによると乾麺の場合、JAS法でそば粉の配合比率が30%以上あれば、そばと呼んで良いとのこと。また配合割合を書けば、それ以下の場合でもそばと名乗れるようです。

試しに業務スーパーで買ってきた2つの乾麺そばのパッケージを確認したところ、いずれもそば粉の配合比率は書かれておらず、原材料名には「小麦粉」「そば粉」の順で書かれていました。

食品の成分表示は使用量が多い順に書かれることになっていますし、小麦粉とそば粉では明らかに小麦粉の方が原材料費が安いでしょうから、これらはおそらく小麦粉 約70%、そば粉 約30%の商品と思われます。

最初の記事で述べられていたそばの様々なメリットはそば粉の特性によるものですので、その含有率が30%止まりでは効果は限定的と思われます。

効果を狙うなら高いそばを

したがって、そばでダイエット効果を狙うなら十割そば(そば粉100%)や二八そば(そば粉80%)と明確に名乗っているものや、そば粉の高い含有率が明示されているものを選んだほうがよさそうです。

もっともその場合は、当然お値段の方もそれなりにすることになりると思いますが。

自分の場合はダイエット効果は有るに越したことはありませんが、そこまでのこだわりはありません。

ただ、そばは乾麺のうどんより茹で時間が短くて済みますし、味の方も嫌いではありませんので、これからも乾麺そばにはお世話になることになりそうです。

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