NISAでニッセイJリートインデックスファンド購入開始

2014年の振り返りと2015年の目標で少し書きましたが、去年は年末近くまで何も考えていなくて日本債券インデックスファンドを駆け込みで買ったNISA口座を、今年はもう少し有効に活用したいと考えています。

それで、とりあえず今まで買ったことがなかったJリートの投資信託を少しずつ買っていくことにしました。

気になる不動産投資

リタイアブログなどで投資関係の記事を読んでいると、最近は株式市場が好調だったので株式投資の話題が比較的多いですが、以前からよく目にしたのは不動産投資です。

中にはいくつものアパートを一棟買いして並みの給料以上の収益を挙げている方も見受けられ、自分としても興味を引かれます。

しかし冷静になって考えてみると、それなりの収益を上げるには自己資本の大半を投入するか、高額のローンを組む覚悟が必要です。

また、ただ買って不動産屋に任せておけば儲かるというような甘い世界ではなく、購入時の物件の目利きと購入後の営業やメンテナンスに相当の労力を割かなければ、好収益が上げられる可能性は低そうです。

どうせ仕事も無いのだからそのくらいはやれよという話もありますが、入居者探しやその後の入居者との交渉やトラブル対応などが自分に向いているとも思えませんので、やはり二の足を踏んでしまいます。

手軽な不動産投資 リート

そこで代替策として浮上するのが不動産への投資を証券化したリート(REIT)です。

これであれば株式投資と同じ感覚で比較的気軽に参加することができます。またリートを投資対象にした投資信託であれば、更に手軽に積立購入などをすることもできます。

当然手軽になる分、手数料などもかかりますので不動産に直接投資するのに比べれば収益の期待値は落ちますが、逆に投資対象や時間は分散されますのでリスクは下がります。

リートのリスクとリターンは株式と債券の中間にあたるミドルリスク・ミドルリターンといわれています。

NISA口座でJリート購入

自分の場合、上で書きましたように直接の不動産投資に向いているとは思えません。また最近は高齢化の進行に伴って空き家率の向上のニュースなども出てきて、個人向け不動産の国内市場の先行きは必ずしも明るくなさそうです。

一方、オフィスビルや商業施設に対する不動産投資は、円安に伴う海外資金の流入や日銀の金融緩和・GPIFの投資などによる好影響がもうしばらくは期待できそうです。

というわけで、今年のNISA口座はそれらの大規模施設にも投資できるJリートを購入してみることにしました。

銘柄選び

どうせ投資資金はNISA口座の枠内に限られていますので、小回りの効くJリートファンドを対象とします。Jリート指数は去年後半から既にかなり上昇していますので、下落の可能性も見込んで一気買いではせず、毎月10万円ずつ買い足していく予定です。

やはり手数料は低いに越したことはありませんので、NISA口座のあるSBI証券で取り扱っているJリートファンドの中からノーロードで毎月分配でないものを絞り込むと、以下の5本がありました。

  • ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド
  • 野村-野村インデックスファンド・J-REIT(愛称:Funds-i)
  • 三井住友TAM-Jリートアクティブファンド(1年決算型)
  • 三井住友TAM-SMT J-REITインデックス・オープン
  • 三菱UFJ-eMAXIS国内リートインデックス

この中で更に信託報酬・信託財産留保額が一番低い「ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド」を選択しました。

今月分の10万円の購入は既に数日前に完了し、現状は+2.22%の収益となっていますが、はたして今後どうなっていきますでしょうか。

NISA ニッセイJリートインデックスファンド購入

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