レンタルサーバー ミニバードに限界が来ていないかチェック

先日、漢方スタイルクラブカード改悪の裏にフリーライダーの影の冒頭でも少し書きましたが、この漢方スタイルクラブカード改悪関連の記事を書いてから、当ブログへのアクセスが増えています。

もう既に少し落ち着いてきましたが、それでも夜のピーク時などにGoogle Analyticsのリアルタイム画面を見ていると、アクティブユーザーが20人以上いる時も結構あります。

格安レンタルサーバー ミニバード

現在このブログはWordPressで運用していますが、ホスティングしているサーバーはネットオウルが提供する格安レンタルサーバーミニバード です。

数あるレンタルサーバーの中でも月額270円と最安レベルのサーバーですので、これだけアクセスが集まるとそろそろ性能的な限界がくるのではないかと不安になってきます。

万一そうなった場合には、もっと高性能のサーバーを借りてWordPressのデータを移行するという厄介な作業を行わなければなりません。

そこで、とりあえず現在のサーバーの負荷状況についてチェックしてみることにしました。

Google Analyticsのページ速度

まずGoogle Analyticsのページ速度のレポートを見てみます。

1月以降のグラフを出してみると、漢方スタイルクラブカード改悪関連の記事を公開した2月7日は一時的に平均読み込み時間が跳ね上がっていますが、その後はまた低い値に戻っています。

ブログ負荷チェック ページ速度

2月7日程度のピークはそれ以前にも何回か出ていますので、少なくともサーバーの応答速度については今のところ大きな問題は無さそうです。

今後、万一この2月7日のような数十秒レベルの平均読み込み時間がずっと続くような状態になった場合には、さすがにサーバーの限界が来ていると言えそうです。

ミニバードのデータ転送量

それでは次に、現状の負荷はサーバーの許容量と比べてどの程度まで来ているのか確認するため、サーバーの転送量について調べてみます。

ミニバード のFAQによると、サーバーで許容されるデータ転送量の目安は150GB/月のようです。

ブログ負荷チェック データ転送量目安
データ転送量の目安を教えてください。

これに対して、実際のデータ転送量がどの程度なのかをミニバード のサーバー管理ツールで確認してみます。

データ転送量はサーバー管理ツールの「アクセス解析」のメニューで確認できます。なお、アクセス解析は最初に設定をしておかないとデータが採取されませんので、ミニバード を借りたら一番にアクセス解析の画面で設定しておくことをお勧めします。

アクセス解析の画面で解析期間を2月全体、解析項目を日別にすると、以下の様なレポートが得られます。

ブログ負荷チェック ミニバード アクセス解析

数値の表で見てみると以下のようになります。

ブログ負荷チェック ミニバード アクセス解析数値

最初に記事を公開したのが2月7日の夜ですので、2月8日以降のデータ転送量が400MB/日前後とそれまでの300MB/日前後より一段階上昇していることがわかります。

ただ、上記のように許容されるデータ転送量の目安は150GB/月ですので、1日当たりに直すと約5GB/日ということになります。現状の転送量はピークでもこの1/10以下ですので、まだまだ余裕があると言えそうです。

もっとも、データ転送量が許容範囲内である(=アクセス制限がかからない)ということと十分な性能が出るということは別の話かもしれません。

したがって、5GB/日ギリギリまで使えると考えるのは危険かもしれませんが、少なくともトラフィックが現状の2〜3倍程度になるまでは、まだミニバード で運用できそうです。

自前サーバーで安くブログを始めたい人にはお勧め

以上、当面はまだミニバード で大丈夫そうなことがわかり、一安心しました。

最初にミニバード を借りた時には安いということ以外に大きな根拠はありませんでしたが、1年半近く運用してきても特に大きなトラブルも無く、安定して動いてくれています。

ほぼ同スペック・同価格のロリポップのロリポプランと比べると、上位グレードのサーバーにプラン変更できない(変える場合は自分でデータ移行する必要がある)という弱点はありますが、安定性ではこちらの方が一歩上という噂も聞きます。

今日検証してきたことを踏まえても、ミニバード 以上のサーバーが必要になるのはブログが中堅レベル(月間PV20万〜30万件程度?)に成長してからということになりそうですので、とりあえず自前サーバーで安くブログを始めたい人にはお勧めのサーバーです。

スポンサーリンク

フォローする

おすすめトピック(一部広告あり)

おすすめトピック(一部広告あり)