昨日Pontaが入ったローソンパスカードが失効していたで書きました件で何度かPontaのサポート窓口に電話をかけましたが、そこで困ったことが1つありました。
無料で電話をかけられないPontaのサポート窓口
Pontaのサポート窓口はフリーダイアルになっているのですが、その番号は携帯電話からは繋がらないものでした。
そして携帯からかけられる代替番号として提示されているのは、携帯電話の無料通話枠が使えないナビダイアルでした(参考:無料通話枠がある携帯でナビダイアルにかけてはいけない)。
固定電話をリストラしてしまった自分にとっては、最悪のパターンです。
普通に話ができればそれほど時間はかからず料金も大したことはないはずですが、サポート窓口の場合は混み合っていると、ヘタをすると何十分も待たされたりします。
さすがに自動音声応答のメッセージや待ち時間の音楽を聴くために何百円も料金を払いたくありませんので、ここは公衆電話を使おうと考えました。
想像以上に減っていた公衆電話
まず、いつも行くスーパーにピンク電話があったこと思い出しそこに行ってみましたが、その電話はフリーダイヤルにはかけられないものでした。
しかたなく外に出て少し近所をふらついてみましたが、電話ボックスが見当たりません。
大きな国道沿いまで出ればあるかと思い更に足を伸ばしましたが、やはり発見できませんでした。
携帯電話の普及にともなって、公衆電話は予想以上に希少品になってしまっていたようです。
ITを駆使して公衆電話を捜索
やみくもに探してもらちが明きそうにありませんでしたので、一旦家に戻ってネットで探すことを考えました。
検索してみると、ちゃんと
というサービスがあります。こちらで見たい場所の住所を選択していくと、以下のようにその付近の公衆電話の場所が地図で表示されます。
地図が自由にスクロールできなかったり倍率も自由には変えられないなど、やや使い勝手には難のあるサービスですが、あらかじめ有る場所の目星が付けられるのは助かります。
しかしそうやって見つけた公衆電話は、なぜか公園の中にあることになっています。いくら記憶をたどってみても、そんな場所に公衆電話があったような気がしません。
実際に行ってみてまた見つからないと悲しいので、今度はGoogleストリートビューで下見をしてみることにしました。
問題の場所付近をストリートビューで表示してみると、なにやら公園の中に小さい小屋のようなものが建っていて、NTTのマークが付いていることが見て取れます。
ストリートビューから見える範囲では電話の存在は確認できませんでしたが、そこに何らかのNTTの施設があり、それに公衆電話が併設されているのではないかということが想像できました。
実際にその場所に行ってみると、やはりストリートビューからは見えない小屋の反対側に電話があり、無事Pontaにフリーダイヤルで電話することができました(財布の中に10年以上も眠っていたテレホンカードがしっかり使えたことも驚きです)。
今回は泥縄式にこういう流れになりましたが、ネットでおおよその位置を特定してストリートビューで現場の状況を確認するという手法は他の場面でも活用できそうですね。
10年前には想像もできなかった手法ですが、公衆電話のような前時代の遺物が廃れていく一方で、以前は想像できなかったこのような便利なサービスがこれからもどんどん出てくるのでしょう。
頭を柔軟に保って時代に取り残されないようにしていきたいところです。