昨日、新MacBook 到着!でお伝えしました12インチMacBookですが、データ移行や各種設定も一段落しましたので、とりあえず使用開始から1〜2日で感じたことを書いてみます。
なお対象は、プロセッサ1.2GHz、ストレージ512GBのモデルです。
筐体
今回からヒンジ部分も同色のアルミに変更され、閉じた状態では表のリンゴマークと底のゴム足を除いては全てが同色で引き締まって見えます。
薄さについては以前に13インチのMacBook Airを使っていたことがありますので、それほど大きな感動はありませんでした。しかし、片手で楽々支えられる軽さと小ささはやはり良いですね。
ただヒンジ部分がやや緩めで、勢いよく本体を持ち上げるとディスプレイが動いてしまったりする点は少し気になりました。
カラー(ゴールド)
カラーのゴールドは昨日も少し書きましたが、室内では淡いオレンジ色、太陽光のある明るい場所ではもう少し薄いシャンパン色のように見えます。
それほどドギツイ金色ではないので、個人的には気に入りました。
アップルマークはミラー仕上げで、写真を撮るときには想定外のものが映り込んだりしますのでご注意を。
パフォーマンス
当初からCPUの非力さが心配されていましたが、ブラウザやメーラーなどの通常のアプリを使う分にはほとんど不満はありません。YouTubeなどの動画再生も問題ありませんでした。
ただこれの前に使っていたのが16GBメモリを積んだCore i7の15インチMacBook Proでしたので、アプリを多数立ち上げた時や負荷がかかったときの限界性能の低さはやはりある程度感じます。
発熱は、負荷がかかっていない時にはキーボードの裏辺りが少し暖かくなる程度です。しかし、ウィルススキャンやTimeMachineバックアップなどで長時間負荷をかけ続けていると、キーボード面も含めて全体がほんわり暖かくなってきます。
少なくとも、今の時期に熱いというほど過熱する箇所はありませんでした。
ディスプレイ
やはりRetinaディスプレイは美しいですね。特にフォントが綺麗に見えるのがありがたいです。
ただMacBook Proより画面サイズが小さいので、ダイアログやドロップダウンボックスが下にはみ出したりして縦幅に不満を感じる場面が時々ありました。
とりあえずDockを隠して少しでも高さを稼ぐ方向で試行中です。
キーボード
賛否の分かれる極薄キーボードはやはり独特のタッチですね。
ストロークが無いなどと言われていますがそれは言い過ぎで、極少ながら沈み込みは確かにあります。ストロークというよりマウスなどのクリックに近い感じですが。
自分もまだ慣れていませんが、昨日の写真でも示しましたようにキーボードのサイズ自体はMacBook Proとほぼ同等ですので、徐々に慣れていくのではないかと思います。
トラックパッド
一方感圧式のトラックパッドの方は従来の使用感を完全に継承しており、全く違和感がありません。
フィードバックでクリック感も見事に再現されており、これで機械的にクリックしていないとは信じられないほどです。
スピーカー
音には期待していませんでしたが、想像以上に良い音が出ました。
このサイズにもかかわらずMacBook Airには無かったスピーカーグリルを前面のキーボード 上に持ってきているところからみても、サウンドにも気合が入っているのかもしれません。
これなら本体だけで映画などの動画再生も十分楽しめそうです。
バッテリー
バッテリーの保ちはそれほど良いわけでは無さそうです。
それなりにアプリを使っている状況では、バッテリー駆動に入った直後でも残り時間は5時間程度と表示されます。
最後まで使い切ったことはまだありませんので実態はよくわかりませんが、少なくとも公称の9時間は保たなそうです。
WiFi
ほぼルーター側の規格上限である760〜866Mbpsで繋がり、安定しています。
USBデバイスサーバー DS-510購入で書きましたデバイスサーバー経由でUSBディスクに大量データ転送していると、MacBook Proの時には時々エラーが発生しましたが、この新MacBookでは100GBを越えるTimeMachineの初期バックアップが一発で成功しました(時間はかかりましたが)。
以上、12インチ新MacBookのファーストインプレッションでした。
購入を検討されている方などは参考にしてみてください。