私は食事の用意に電子レンジを多用しますが、今使っているレンジを買って1つだけ後悔していることがあります。
それはトースター機能付きの電子レンジにしなかったことです。
トーストできない電子レンジ
一応オーブン機能は付いていますのでピザなどは焼けないことはないのですが、やたらと時間がかかるのと、やはりパンには綺麗に焦げ目が付きませんので、トースターとしては使っていません。
安いトースターなら2〜3千円も出せば買えますが、うちのキッチンは狭いのでもう置き場所がありません。
かといって、他に特に不満の無い電子レンジを早々に買い換えるのももったいない話です。
というわけで、トーストができれば食事に幅ができて節約にもなるのに、と思いながらスーパーで売られている安い食パンを指をくわえて見ていました。
フライパンでトーストできた
ところがネットを見ていると、フライパンを使えばパンをトーストできるという話を発見しました。
実際に試してみたところ、確かにガスコンロにかけたフライパンで綺麗な焼き目の付いたトーストを作ることができました。
しかもパンは非常に早く焼けますので、食パンの両面を焼いても3〜4分程度で済みます。
これでうちの食卓のレパートリーにも、トーストを加える事ができました。
更にガスバーナー投入
しかし一旦トーストが焼けるようになってみると、また次の不満が出てきます。それは、フライパンの底と接しているパンの裏側しか焼けないことです。
裏返せばいいじゃないか、とお思いですか?確かにただのトーストを焼くだけならそれで十分です。
しかし何か具を乗せたパン、例えばピザトーストを焼くとなると、また話が違ってきます。
パンを横に入れるタイプのトースターなら上下から同時に焼き上げますので、何の苦もなくピザトーストが作れます。しかし、フライパンではそれができないのです。
この点を克服するためには、さらにもう1つのアイテムの登場を待たねばなりませんでした。
それはガスバーナーです。テレビで寿司屋がガスバーナーで炙りの寿司を作っているのを見てピンと来ました。
幸いうちにはアウトドア用に買ったカセットボンベ式のガスバーナーが既にあります。
これで、チーズ・ピーマン・ウィンナーなど有り合わせの材料を使い、ピザトースト作りに挑戦してみました。
結果がこちら。フライパンで裏面を焼き、表はバーナーで炙っただけですが、ちゃんとチーズが溶けてそれっぽくなりました。
ソースはケチャップに辛味を付けるために七味唐辛子を混ぜるという荒業を使ってみましたが、こんなものでもスーパーで買ってきた具が少ない出来合いのピザトーストよりは断然旨いですね。
ガスバーナーの炎は高温なのでやや焦げやすいのが難点ですが、そこは慣れでカバーできるでしょう。
なお、カセットボンベのガスには安全のためにかなりきつい匂いが付いており、それが食物に移らないかはやや不安でしたが、匂いは燃えると同時に消えるようで、食べるときには全然気になりませんでした。
ちなみにAmazonを見てみると、今は料理専用のバーナーというのも出ているようですね。
片手で点火・消火できるということで、便利そうです。少し高いですが、今のバーナーが壊れたら買ってみましょうか。
なんと本格的な、バーナー炙りとは・・・
ところで台所のガスコンロの魚を焼くグリルがありませんか、あれでもトーストは焼けますよ。
両面焼きタイプならしっかり両面できます。上下で火力調整できるのもあるし。