先日iOS9.3でリンクが開けなくなる不具合発生、ダウングレードしたら大変な事になったで書きました件ですが、iOS9.2.1にダウングレードする際にデータが消えてしまったiPhone 6s Plusもようやく復旧しました。
これで落ち着いたかと思ったら、実はそうではありませんでした。
iOS9.2.1でも問題再発
なんとリンクが開けない問題がiOS9.2.1でも再発したのです。
現象的にはiOS9.3の時と全く同じで、Safariからリンクを選んでも、他のアプリから外部URLをアクセスしようとてしも反応がありません。
iOS9.3より古いバージョンでも発生する場合があるという話は目にしていたのですが、まさか自分もそれに該当することになるとは思いませんでした。
苦労してiOS9.2.1に戻しただけに、徒労感が半端ではないです。
旅行関係アプリを削除してみたが効果なし
ネットを検索していると、この問題は拡張機能を呼び出す特定のアプリが引き金になっている可能性が高いという話が出てきました。
そこでは怪しいアプリの1つとして、ホテル予約のBooking.comアプリが挙げられていました。
そういえばこの問題、旅行計画が捗るアプリたちで書きました旅行関係のアプリを入れた頃から発生し始めたような気もします。記事には書いていませんが、Booking.comアプリもインストールしていました。
そこで再度iOS9.2.1へのダウングレード手順を利用してiPhoneを初期化し、復元時に新しく入れた旅行関係のアプリを復元対象から外して削除してみることを試してみました。
しかし結果としては、それでもリンクが開けない問題は再現しました。
Chromeで暫定回避策
以下の記事を読むと、Chromeを使えばブラウザからリンクが開けない件については何とか回避できることがわかりました。
iPhoneのSafariで検索結果のリンクがタッチできない問題
具体的には、Chromeでリンクを長押しすると出て来るポップアップメニューで「新しいタブを開く」を選ぶと、リンクが開けるというものです(当然別タブで)。
私もiPhoneにChromeをインストールしてこの手を利用することで、Webブラウズができないという状況からはとりあえず脱出することができました。
それでも他のアプリからはリンクが開けませんし、非常に不便な状況であることに変わりまありません。
ネットを見ていても多くの方が本現象に悩まされているようですので、Appleにも非常に多くの問い合わせや苦情が寄せられているものと思います。しかし未だに何のアナウンスも無いということは、かなり根が深い問題ということでしょうか。
いずれにしても現象が非常に深刻ですし、OSをダウングレードしても治らないとなるとユーザーレベルではもはや対処不能ですので、早急に改修されることを期待したいところです。