先日から過去記事にnoindexメタタグ付加でブログ改善などで書いていますnoindexメタタグ付与作業をしていて気がついた点がありましたので、今日はそれについて書いておきます。
パーマリンクとは
このブログの運用にはWordPressを使用していますが、WordPressでは記事を外部に公開する時のURLをパーマリンクと呼びます(永続的なリンクという意味)。
このパーマリンクのフォーマットは、WordPressの設定メニューの「パーマリンク設定」で色々と変えることができます。
SEO的にはURL中にも記事の内容がわかるようにキーワードを入れたほうが良いという話もありますので、キーワードを含むように記事毎にパーマリンクをカスタマイズしている方もおられます。
post idで記事にダイレクトにアクセスできる
しかし私の場合は、パーマリンクにpost id(投稿ID)を含むように設定しました(上記図の「カスタム構造」の部分)。
post idとはWordPressシステムの中で1つの記事を特定するためのIDです。実際WordPressのデータベース中では、このpost idが記事データを識別するための一意のキーとして使用されています。
post idはシステムが決めたただの数字ですので人が見ても意味はわからず、SEO的には意味のわかるキーワードなどに比べるとやや弱そうです。
しかしURLを見てこのpost idがわかることで後々の管理が楽になりそうだと考え、posd idを含めることに決めました。
実際WordPressでパーマリンクをどんなに複雑な形に定義していても、post idがわかれば以下のようなシンプルなURLフォーマットでその記事にダイレクトにアクセスすることができます(上記図の「基本」のパターン)。
ブログのURL/?p=[post id]
記事編集もダイレクト
またWordPressでは通常、記事編集ページのURLは以下のようになっています。
ブログのURL/wp-admin/post.php?post=[post id]&action=edit
つまりこちらもpost idがわかっていれば、その記事の編集画面にダイレクトにアクセスできるのです。
この点を生かし、今回の大量記事へのnoindexメタタグ付与作業でも、編集画面を次々と切り替えて効率的に作業することができました。
もちろんpost idがわからなくても検索や記事一覧などから目的の記事にたどり着くことはできます。しかし、記事毎にかかる1つ2つの手間の差がトータルではかなりの時間の差となって現れます。
この点でパーマリンクにpost idを入れておいたのは正解だったと今回実感しました。
パーマリンクのフォーマット決定は慎重に
と書いてきましたが、この手の話はすでにWordPressでブログを始めてしまった人にはあまり意味がありません。
なぜなら既にある程度記事を書いてしまった後では、そう簡単にはパーマリンクのフォーマットを変更できないためです(変えると外部からの既存記事へのリンクが全て切れてしまう)。
そういう私も、パーマリンクにpost id以外に投稿年月日まで入れてしまったのはオーバースペックだったかも、と少し後悔しています。URLに’/’が入りすぎると、複雑なURLと判断されてSEO的にはあまりよろしくないらしいのです。
またパーマリンク中にカテゴリ名を入れてしまったために、カテゴリを簡単には変更できなくなってしまったと嘆いている方も結構おられますね。
というわけで、これからWordPressでブログを始めようと思っている方は、パーマリンクのフォーマットは最初の段階で塾考の上決定するよう、ご注意ください。