昨日の米大統領選挙のトランプ氏当選も予想外でしたが、今日の市場の動きにも驚かされました。
一夜明けた今日、昨日の悲観的な雰囲気とはうってかわって、まさかわずか1日で株も為替もここまでV字回復するとは思いませんでした。
為替が驚異のV字回復
Brexitの悪夢再び、トランプ氏当確で株も為替も大暴落で書きましたように、昨日の為替チャートはSBI FXトレードで保持している米ドル、豪ドル、ニュージーランドドル、南アランド全てにわたってナイアガラ状態でしたが、今日は一転揃って滝登り状態です。
高金利通貨の豪ドル、ニュージーランドドル、南アランドは完全回復とはいかず昨日の暴落開始前のピークよりは若干低い水準で落ち着いているようですが、米ドルに至っては昨日のピークを超そうな勢いですね。
おかげで私の保有通貨の評価損もトランプショック前の値を下回り、久しぶりに3万円を切って約2万7千円となりました。
この回復傾向がしばらく続いてくれれば、スワップポイントが評価損を上回ってトータルでのプラ転の目も出てくるのですが、果たしてどうなりますでしょうか。
日経平均も今年最大の上げ幅
一方株式の方も、日経平均が終値で1,092円高の17,344円となりました。これは今年最大の上げ幅だそうです。
昨日からのチャートで見るとこんな感じです(マネックス証券のページから引用)。
こちらもほぼ昨日のピーク値まで1日で一気に回復していますね。
マネーフォワードの資産推移を見ると、今日の資産総額(昨日の実績値)は前日比で100万円近く下落していますが、NYダウも上昇していますのでこの分なら明日にはほぼ下落分を取り戻しそうです。
やはり自分のスタンスは長期分散投資
昨日の記事では悲観的になって日経平均について「円高も進行していますのでこの下落はそう簡単には回復しないでしょうし、明日はNYダウも下げるでしょう。」なんて書いてしまいましたが、この予想は1日にしてことごとく覆されました。
やはり私には相場の動きを読んで臨機応変にトレードするのは難しそうです。
したがって自分については、国内外及び株式・債券などに資産を分散させることによってリスクを抑えつつ、できるだけ長く市場に居続ける。そして時々リバランスをすることを通して部分的な利益確定や追加投資を行うという長期分散投資のスタンスを継続する決意を新たにしました。