前回の2カ月ぶりの投信リバランスをお伝えしてからまだ約1カ月しか経っていませんが、意外と早く次の投信リバランスタイミングがやってきました。
今年10回目の投信リバランス
今年の投信リバランス回数は、今回でとうとう2桁に乗りました。
前回の8月頭のリバランスは株式の上昇に一時的な陰りが見えて債券売り、株式買いに近いパターンとなりましたが、その後はまた株式が勢いをぶり返してきましたね。
日経平均の直近1年のチャート(SBI証券のページから引用)を見ますと、8月頭の前回リバランス時付近の一時的なボトムからの反発傾向が見て取れます。
先週末の安倍首相 辞任発表直後は一時的に急落してヒヤっとしましたが、後任 菅さんの情勢が固まるにしたがって再び上昇に転じていますね。
菅さんが総理大臣というのも今一つピンと来ない気はしますが、他の有力候補だった岸田さんや石破さんは野党寄りの政治見解のようですので、安倍路線継承という意味では消去法的に妥当な選択ということになるのでしょうか。いくら安倍首相の支持率が落ちたといっても、今の野党に政権交代を望む人はそれほど多くないでしょうし。
一方NYダウの方の直近1年のチャート(同じくSBI証券のページから引用)は以下の通り。
こちらも8月の頭以降、日経平均以上に順調に上昇していますね。アメリカは大統領選の情勢がまだ定まらない中、いつまでこのような株式の強さが続くのか予想がつかないところです。
今回のリバランス内容
そんな状況下での今回のリバランス内容ですが、以下のようになりました。
- 売却
- 日本株式:-2.3%
- 海外株式:-3.4%
- 購入
- 日本債券:+3.5%
- 海外債券:+3.4%
- 海外REIT:+2.0%
今回は完全に株式売り、債券買いのパターンです。タイミング的にはまだリバランスの閾値に引っかかったばかりのところで、資金移動量はそれほど多くありません。
もう少し様子を見ながらタイミングを計ってもよかったのですが、日米両方ともリーダーの変動が起こりそうなタイミングであり、先行き波乱となる可能性もあります。したがってここらで一度株式クラスの利確的なリバランスをやっておくのも悪くないかと思い、実施に踏み切りました。
資産総額の方はここ1~2カ月でコロナショック前のピークを乗り越えさらに上を目指していますが、この株式バブルを彷彿とさせる動きがずっと続くとは思えません。
日本の首相交代後の政治・経済動向や米大統領選の行方も見守りつつ、適宜リバランスを続けていきます。
コロナからの株の回復力がすごかったですね、僕はてっきり1-2年はかかるものと思ってましたが。
しっかりリバランスしててすごいですね。
僕はもう面倒なのと少々欲をかいてるのでこのままポジションキープでどこまで上がるか様子見です。