Apple Payに比べるとちょっと陰が薄い感じがしていましたAndroid Payですが、とうとう日本でもサービスが始まったようですね。
Google Japan Blog: Android Pay を日本でも提供開始
Apple PayはiPhone 7を持っていない私にはちょっと縁遠いサービスでしたが、こちらはどうなのか少し試してみました。
Android Payアプリをインストール
Android Payは「おサイフケータイ」に対応したAndroid 4.4 Kitkat 以上のスマートフォンがあれば、以下の専用アプリをインストールするだけで使えるようになります。
Android Pay (アンドロイドペイ) – Google Play の Android アプリ
私も早速、手元のXperia Z3にインストールしてみました。
アプリに楽天Edyを追加
アプリインストール後にすることは、実際の決済手段を登録することです。
海外ではクレジットカードを登録して決済に使うこともできるようですが、現状日本で決済に使えるのは電子マネーの楽天Edyだけですので、これを登録することになります。
画面上の+ボタンを押すと以下の追加画面になりますので、ここで「電子マネーを追加」を選びます。
すると、私の場合は既にこのXperia Z3でEdyアプリを使用していましたので、それを見つけて以下のような既存Edyの追加画面になりました。
Edyアプリが存在しない場合には、ここで新たなEdyカードが生成されるようです。
実は先のAndroid Payのページからリンクが張られていました「楽天Edyをアクティベート(初期設定)で、Edy400円分をプレゼント」というのにちょっと期待していたのですが、既存Edyを追加するだけではこのプレゼントはもらえないようでした(残念)。
追加が終わると以下のようにAndroid Payアプリ内でEdyの情報が表示され、決済やチャージができるようになります。
Edyしか使えない現状では存在意義が薄い
というわけで一応Android Payを使えるようにしてみましたが、決済手段として楽天Edyしか使えない現状ではあまり存在意義が感じられませんでした。
スマホでEdy決済するだけなら今までのEdyアプリでもできていましたし、Android Payで決済する場合もお店では「楽天Edy で」と言わなければならないようですしね。
せめて他のEdyカードなども登録できてまとめて、あるいは切り替えながら複数のEdyを使えるなら多少便利だったかもしれませんが、それもできないようですし。
先のAndroid Payのページによりますと
2017 年には、フェリカネットワークスとの連携によりAndroid Pay に対応する電子マネーの種類も増える予定です。また、三菱東京UFJ銀行、Visa、Mastercardなどの企業との協力により、お気に入りのアプリからの Android Pay チェックアウトなど、今後もより多くのサービスの提供を予定しています。
ということですので、このAndroid Payが日本で普及するかどうかはこの2017年以降の動きにかかっているといえそうです。