1月も終盤に入り、いよいよ確定申告の時期が近づいてきました。
実際に申告の受付が始まるのは2月16日からですが、私の場合はその前に会計ソフト方式による記帳指導講習会の最終回が待っています。これが2月の頭で、そこでは仕上げた申告書を会計士にチェックしてもらうことになっています(問題なければそのまま提出も可能)。
この講習会に間にあわせるためにはさすがにそろそろ動かなければまずいということで、確定申告に向けて準備を始めました。
MFクラウド確定申告でe-Taxによる申告ができるか
以前から書いていますように私はクラウド型の会計ソフト MFクラウド確定申告を利用しており、仕訳データはこれに逐次登録していますので、事業所得についてはデータはほぼそろっているはずです。
しかし、まず最初に1つ気になることを確認しておくことにしました。それはMFクラウド確定申告から生成される申告書データをそのままe-Taxで送信できるのか、ということです。
これができるならいつでもネット経由で申告ができますが、できないようであれば上記の記帳指導講習会の最終回で提出まで済ませてしまうことも本気で考えなければなりません。
確認結果
MFクラウド確定申告のFAQなどを調べてみると、以下の記述が見つかりました。
確定申告書作成完了後のお手続き|お知らせ|会計ソフト「MFクラウド会計」
「おお、e-Taxによる提出に対応しているのか。しかも難しいソフト版では無くWeb版も使える!」と喜びかけましたが、これとは別に次のような記述も見つかりました。
Q.現在対応が無い帳票を教えてください(MFクラウド確定申告)。
確定申告書の第一表・第二表は作れるようですが、第三表には対応していないようです。第三表は分離課税用の帳票で、株式譲渡益に関する情報などがここに入ります。
実際、MFクラウド確定申告の確定申告書関連の入力画面を見ても第一表・第二表に関する入力欄はあるものの、第三表に関する入力欄は見当たりませんでした。したがって、やはり第一表・第二表以外には対応していないようです。
私の場合は、去年IPOで入手したJR九州株の売却時にかかった税金などをできれば今回の申告で取り戻したいと思っていますので、この第三表が必要になります。
今年も確定申告書等作成コーナーで手入力か
したがって、残念ながら今年も
- MFクラウド確定申告にデータ登録
↓ - 申告書データ(xtxファイル)生成
↓ - データ送信(e-Tax Web版使用)
という簡単な流れは使えず、MFクラウド確定申告のデータを元に確定申告書等作成コーナーで情報を手入力することになりそうです。
逆にいうと第一表・第二表だけで用が足りる人は、上記の簡単な手順で済ませることもできそうですね。
あれ、でも確定申告書等作成コーナーでデータ登録するなら最初に書きました記帳指導講習会の最終回に出席する意味もなくなってきたような。。。さて、どうしましょうかね。