私の場合、資産の管理はほぼマネーフォワードにお任せ状態なのですが、久しぶりに資産の時系列推移を確認してみると、最近の資産残高が退職後の最高値記録をかなりの勢いで更新していることがわかりました。
資産の時系列推移グラフ
以下がマネーフォワードに記録されている全期間の資産の時系列推移グラフです。
私が仕事を辞めたのは2013年の8月末で、マネーフォワードを利用し始めたのは2014年2月からですので最初の半年分ほどの記録はありませんが、これが退職後のほぼ全期間の資産残高の推移となります。
退職後約1年間(上のグラフの2014年9月以前)は雇用保険の給付がありましたが、それ以降は細々としたブログ収益以外はほぼ無収入で生活してきたことになります。
グラフの右上にあるグレーの部分はnet純金積立をマネーフォワードに登録で書きました純金積立を追加登録したことによるものですが、これが無かったとしても今年の4月以降資産残高が急伸して退職後の最高値をかなり更新していることがわかります。
資産増加の主要因は株高
この資産増加がなぜ起きているのか考えると、主要因は最近の株高ですね。NYダウは過去最高値を更新し続けていますし、日経平均も先週末に1年半ぶりに2万円台を回復しました。
これに伴い自分が所有している持ち株会で買った株も上昇しており、これらがトータルで資産残高を押し上げています。
世界に目を向けると中東や北朝鮮情勢は根本的には何ら解決していませんし、欧州などにも経済危機の火種がくすぶり続けている状況ですが、それでも上がるときには上がるのが株式の不思議なところです。
グラフをみてもわかりますように2016年は資産がほとんど増えない投資的には不遇の年(忍耐の年)でしたが、今年2017年はその我慢が報われた年といえそうです(少なくとも前半は)。
私の場合、配当が出る株式やファンドはほとんど持っていませんので投資で儲けていると実感できる場面はほとんど無いのですが、こうして資産が増えている状況をマネーフォワードで確認できると一応安心します。
ただまあ今回の上昇の主役が株式だということを考えると、また落ちるときにはドスンと落ちるでしょうから過度な期待は禁物です。一時的な資産増加で妙に舞い上がったりはせず、じっくり分散投資を続けていきます。
僕も退職時より増えてるんですよ、株高様様ですね。
世界情勢は相変わらず不安定ですが、かつて有史以来世界情勢が安定していた時代などほとんどないので、株式市場というのはそういった不安要素を織り込みながらも成長を続けるものなんだなと思います。
落ちる時は落ちますが追加資金を入れられるように最低限の現金だけは持っていたいですね。