私も日々お世話になっています資産管理・家計簿サービスを提供しているマネーフォワードが新しいアプリをリリースしました。
その名も「しらたま」です。詳細は以下のページで参照できます。
マネーフォワード、”(しら)ずにお金が(たま)る”人生を楽しむ貯金アプリ『しらたま』を提供開始|株式会社マネーフォワード
「しらたま」とは
何やら美味しそうな名前のアプリですが、名前の由来は上記の記事のタイトルにもある通り、“(しら)ずにお金が(たま)る”という自動貯金のコンセプトにあるとのこと。
しらたま 人生を楽しむおつり貯金アプリを App Store で
具体的には住信SBIネット銀行とAPI連携し、住信SBIネット銀行のメイン口座から貯金専用口座に自動的に貯金ができるようになるとのことです。
自動貯金の方法としては、以下の2パターンが提供されます。
- つみたて貯金
毎日の貯金額を設定し、自動でメイン口座から貯金専用口座に貯金する。 - おつり貯金
『マネーフォワード』(iOS版)および『マネーフォワード for 住信SBIネット銀行』(iOS版)に連携済みのクレジットカード明細の情報をもとに、設定した単位金額からのおつりとなる金額を貯金する。
1番目の「つみたて貯金」の方はオーソドックスな日次の定額積立で、それほど珍しいものではないですね。
2番目の「おつり貯金」の方も、現金については日々の買い物で出たおつりを使ったつもりで貯金する「つもり貯金」をしている方はそれなりにおられると思います。
それをクレジットカードで可能とし、ネット銀行との連携で自動化したというところが本アプリの目玉のようですね。
少し回りくどい気もするが
もう何十年も貯金や投資信託の積立を続けてきた身としては、このアプリのやっていることは少し回りくどいような気もします。たまたま「おつり」になる程度の金額は、いくら積み立ててもなかなか大きな資産には育ちませんしね。
しかしマネーフォワードが行ったお金に関する不安・悩みの調査によりますと、「貯金がない・貯金ができない」という悩みが「老後・年金」「資産運用」に次いで3位だったということで、自発的に貯金ができない方はそれなりにおられるようです。
そういう方々にとっては、このアプリは貯金を始めるという最初の壁を突破する手助けになるかもしれません。貯金はある程度の金額が貯まると、それを見て更に弾みがつくという性質があるものですし。
かく言う私も、今手を出しています仮想通貨では自腹の現金を投入するのにはかなりの抵抗がありますので、新規の買い付けにはPeXなどで稼いだポイントを優先的に使用しています。
冷静に考えれば、現金だろうがポイントだろうが価値が同じであればやっていることの本質は変わらないのですが、たまたま手に入ったポイントとか買い物でちょっと余ったお金を使う方が何となく抵抗感が少ないのです。
このアプリでは貯金の自動化に加え、アニメーションなどでお金が貯まっていく過程を直感的に感じられるように工夫しているということですので、特に社会人になりたてでなかなか貯金が始められない人などはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。