今日9月22日はいよいよiPhone 8 / 8 Plusの発売日でしたね。家電量販店などでは一部機種は予約無しでも買える状況も発生しているようで、比較的静かなスタートとなりました。
まあ今年の場合は後ろにiPhone Xが控えていますので、そちらを待っている人が多いのかもしれませんが。
キャリア毎の端末価格を比較してみる
私も先日いよいよiPhone Xが出てきたが。。。で書きましたように買うとしたらiPhone Xですので、今すぐどうこうするつもりはありません。
しかしiPhone 8 / 8 Plusの各キャリアでの端末価格が明らかになってきましたので、iPhone Xのケースを予測するためにも価格を少し調べて比較してみます。
私の場合、キャリアの高い通信料金にずっと付き合うつもりはありませんので、毎月の料金からの割引きを加味した「実質」価格には興味がありません。したがって、調べるとしたら純粋に端末価格分の一括購入価格です。
以下のITmediaさんの記事の先頭部分でこの一括購入価格についてまとめられていました。
3キャリアの「iPhone 8/8 Plus」、最も安いのは? 一括/実質価格を比較する – ITmedia Mobile
iPhone Xのケースを予想するのに参考になりそうなのは一番スペックが近いiPhone 8 Plusの256GB版ですので、上記の記事より各キャリアのこれに関する価格を列挙してみると、以下のようになります。
- ドコモ:11万8584円
- au:12万1680円
- ソフトバンク:12万4560円
- Apple: 11万5344円
一瞬目を疑いましたが、AppleのSIMロックフリー版が一番安いという結果となっています。
SIMロックでキャリアに縛り付けられて高い料金を取られながら、端末代金もSIMロックフリー版より高いって何の罰ゲームなんでしょうね。
各キャリアがここまで強気の端末価格設定をするのは、やはり毎月の料金割引き込みの「実質」価格を見てくれということなのでしょう。
しかし現行のキャリアの料金体系では、毎月の割引きがあったとしてもトータルコストではMVNOを利用した方が安くなることがほとんどです。
機種変更サポートプログラムもあるが
また上記のITmediaの記事でも書かれていますが、最近になって各キャリアは次の機種変更時に割引やポイント還元などのサポートが受けられる機種変更サポートプログラムも売りにしています。例えば以下のようなものです。
- ドコモ:機種変更応援プログラムプラス
- au:アップグレードプログラムEX(a)
- ソフトバンク:半額サポート for iPhone
しかしこれらは機種変更を前提としたものですので次の機種までそのキャリアに縛り付けられることになりますし、1~2年おきに機種変更を繰り返さなければそのメリットを享受できません。
さらにこのプログラムを利用して機種変更する場合には旧機種は回収されることが前提ですので、値崩れしにくいiPhoneの場合はさらに有効性を感じづらくなります。
ここまでの制約を受けながら1つのキャリアと付き合っていくのが得策かというと、甚だ疑問です。
というわけで今回のiPhone 8 / 8 Plusの対応を見る限り、少なくともiPhoneについては私の中ではキャリアの存在意義は限りなく小さくなってきました。
あとはAppleの売値でiPhone Xを買うかどうか、そしてその場合に今持っているiPhone 6s Plusがどのくらいの価格で売却できるか、が焦点となりそうです。