楽天PointClubのポイント運用サービスの弱点

以前からdポイントでポイント投資を始める理由などでdポイントによるポイント投資を始めたことを書いていますが、楽天PointClubでもよく似たサービス「ポイント運用」が始まったみたいですね。

楽天PointClubのポイント運用

楽天PointClubのポイント運用の詳細は以下のぺージで確認できます。

PointClub ポイント運用スタートガイド
【楽天PointClub】:ポイント運用スタートガイド

dポイントのように「ポイント投資」という名前を使わなかったのは、おそらく既に楽天ポイントで楽天証券の投資信託が買える「ポイントで投資」のサービスを始めていたからでしょうね。

楽天の「ポイント運用」の特徴は

  • 口座開設不要で運用が可能
  • 運用内容は「アクティブ」と「バランス」の2コースから選択
  • 運用ポイントは通常ポイントとして引き出し可能
  • 追加は100ポイント単位、引き出しは1ポイント単位から可能

ということで、dポイントの「ポイント投資」とよく似ています。

楽天のポイント運用の弱点

しかしdポイントの「ポイント投資」と詳しく比較してみると、いくつか「ポイント運用」の弱点が見えてきます。

以下言葉がややこしくなりますので、dポイントの「ポイント投資」はdポイント投資、楽天PointClubの「ポイント運用」は楽天ポイント運用と呼ぶことにします。

運用できるポイント数の上限

dポイント投資では1回の追加上限が99,900ポイントという制限がありますが、複数繰り返せば運用できるポイントに上限はありません。

これに対して楽天ポイント運用の方は、各コースで追加可能なポイント数は30,000ポイントまでという明確な上限が設定されています。

まあ楽天ポイント運用でも大量にポイントを稼げる一部の人を除いては当面影響は少ないと思いますが、長期的に運用することを想定するといずれ支障が出てきそうです。

提携サービスから交換したポイントの運用

dポイント投資では、提携サービスから交換した通常ポイントも運用可能となっています(私自身がライフカードのサンクスポイントや四国電力のよんでんポイントから交換したdポイントで運用可能であることを確認)。

一方楽天ポイント運用では、提携サービスから交換した通常ポイントは運用可能なポイントから除外すると明記されています。

こうなりますと、楽天ポイント運用で利用可能なポイント数はかなり限定的となります。

ポイント追加・引き出しのタイミング

dポイント投資では、追加や引き出し手続きしたポイントは即時に反映されます(運用中のポイントの損益が確定するのは毎営業日の17時頃)。

一方楽天ポイント運用では、営業日14:00までの受付で翌営業日の22:00以降に追加・引き出しが確定します。

そして手続き中の取引がある場合は、その確定まで次の追加・引き出しができないという規定もあります。このため実質的に毎日追加していくという運用ができず、追加は最短でも隔日となります。これはちょっと不便です。

また引き出しについても、引き出し予定のある日の前日は追加などをしないという配慮が必要であり、さらに引き出しが反映されるのも翌日の夜以降ということで、ややスマートさに欠けます。

というわけで、楽天ポイント運用はdポイント投資とよく似たサービスながら、現状では利便性の面で一歩遅れている印象です。

したがって私のポイント投資の主戦場は今まで通りdポイント投資ということになりそうです(現状で約8,000Pを投資中)。

まあ当面使う予定の無い楽天ポイントも少し貯まっていますので、とりあえずしばらく楽天のポイント運用も試してみようと思いますが。

あとdポイントと楽天ポイントがポイント投資に参入したとなりますと、残るTポイントとPontaの動向も気になります。これらでもポイント投資が可能になりますと、さらに面白くなりそうですね。

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