先日Tマガジンの試用を開始で書きました雑誌・マンガの読み放題サービスのTマガジンですが、だんだん自分に合った使い方がわかるようになってきました。
書店の立ち読み感覚
Tマガジンは対象が雑誌という消費を前提としたでメディアである関係上、じっくり読み込むというよりは気になるものだけピックアップして流し読む、というような使い方が合そうですね。
いわば書店やコンビニの雑誌コーナーにふらっと立ち寄って立ち読みしているような感覚です。それがどこに居ても好きな時に好きなだけできるのは、電子書籍の読み放題サービスならではです。
Tマガジンの場合はホームページの雑誌一覧にその日発売になった雑誌がずらっと並びますので、毎日そこをチェックして気になるものをピックアップするのが日課になってきました。
なお前回の記事でTマガジンの弱点はデータの使用量が多いことと書きましたが、雑誌を開くたびに全データを読み直しているような気がします。したがって気になる雑誌はアプリで片っ端からダウンロードしていった方が、結果的にはデータ使用量の節約になるような気がしてきました。
その後に感じたTマガジンのメリットとデメリット
ちなみにTマガジンを使っていてその後に感じたメリットですが、やはり自分が明確には意識していない分野の情報に触れる機会が与えられるのは大きいです。
もちろん今どきどんな分野の情報でもネットで検索すれば大抵出てくるのですが、やはりネット検索は自分で意識していることしかしないのが普通です(いわゆるプル型の情報収集)。
しかしTマガジンであれば、上記の雑誌一覧などで多種多様な情報をランダムにプッシュしてくれます。そこで少しでも自分の食指に触れそうなものを見つけてトライすれば、新たな世界が開けてくる可能性がありそうです。さすがにその勘にさえも引っかからない分野はどうしようもありませんが。
一方デメリットですが、やはり雑誌の情報は表面的なものが多く、本当に価値がある情報に出会える確率がかなり低いことが挙げられます。雑誌については、全体の少なくとも7~8割はどこかで見たり聞いたりしたような情報ということが多そうです。
したがって雑誌を読む時間をほどほどに抑えるために流し読みをするなどして必要な情報のみをピックアップする術を磨かないと、単なる時間の浪費となってしまう可能性が高そうです(まあ暇つぶしのネタとして使うなら、それでも良いのでしょうが)。
私の場合はTマガジンに手を出したおかげで、最近録画した番組やプライムビデオ、他の電子書籍などに割く時間が短くなってしまいましたので、時間のバランスをとるのが難しいところです。