初めて所得税を納める側になってしまった

新型コロナウイルスの影響で確定申告の期限は4月16日まで延長されましたが、色々と不透明な部分もありますので一応当初の期限までには申告を済ませる方向で準備を進めていました。

e-Taxで申告完了

そして昨日、とうとうe-Taxで申告を終了しました。こういう時には、人に一切合わずに申告を完了させられるe-Taxはやはり便利ですね。

今年の申告の特徴は事業所得が大幅な赤字になったことと、持株会の株式譲渡所得が高額になったことです。

事業所得のブログ収益が大幅赤字化した原因は言わずと知れたGoogle先生のアルゴリズム変更で、もはや客観的に見れば事業とは言えない状況になってきました。光熱費や家賃などの経費が収入に対して大幅超過しており、セミリタイヤーのエセ自営業者でなければ完全に廃業している状況です。

当然青色申告の特別控除枠など全く役に立ちませんので、高い金を払って会計サービスのMFクラウド確定申告を使っているのがちょっと馬鹿らしくなってきました。

ちなみにe-Taxでは、事業所得に配当所得、雑所得などを加えた総合課税全体で赤字になると、株式譲渡所得などの分離課税用の第三表の替わりに損失申告用の第四表というのが出てくるのですね。今回初めて見て、去年と様子が違っているので少し驚きました。

一方株式譲渡所得の方は去年持株会株式の株価が急伸したせいで、調子に乗って一般口座で株を売りすぎて空前の所得額になってしまいました。

上記の事業所得の赤字とのコントラストが結構強烈です。数字だけ見ていると、もはや完全な専業投資家ですね。実態は勤めていた時に積み立てた持株会株式を売っているだけですので、お世辞にも投資活動とは言えませんが。

国税クレジットカードお支払サイトで納税

というわけで今回、リタイア以降初めてかなりの額の所得税を納付することになってしまいました(今までは還付ばかり)。

納付方法は振込用紙を使う方法、オンラインバンキングを使う方法、クレジットカードを使う方法などがあるようです。

簡単なのはオンラインバンキングを使う方法だと思いますが、やはりポイントが付くクレジットカード納付に興味を惹かれます。

クレジットカード納付の場合は、以下のトヨタファイナンスが委託を受けていやっています「国税クレジットカードお支払サイト」というところで行うことになります。

.jpg
国税クレジットお支払サイト

ただここを使う場合は、おおむね1万円につき税抜76円の決済手数料を取られるのが難点です。つまり税込で考えると納付額の約0.84%が手数料として上乗せされますので、これを超える還元率のクレジットカードでないと赤字になります。

幸い私は還元率2%のリクルートカードプラスを保持していますので、これで支払うことにしました。念のためリクルートカードのサポートデスクに「国税クレジットカードお支払サイト」の支払いでもポイントが付くか電話で確認しましたが、所得税については付くという回答でした(他の税種は不明)。

ちなみにこちらでクレジットカード納付した場合、確定申告者と納付者をどう紐づけるのがやや疑問でしたが、e-Taxの申告書送信後に出てくるリンクからこちらのサイトに飛ぶと、納付区分番号というのがサイトに引き渡されてそれで紐づけされるようです。

それにしても直接自分で支払ってみると、やはり税金って重いですね。おまけにこれの影響で今年の住民税や国民健康保険料も跳ね上がりそうです。

少なくとも後半の住民税や国民健康保険料については、持株会株式を引き出すときに特定口座に入れていれば避けられた負担と思われます。やはり金融リテラシーって重要ですね。

スポンサーリンク

フォローする

おすすめトピック(一部広告あり)

おすすめトピック(一部広告あり)