このところ、コロナショックの暴落のせいで投資信託のリバランスを連発していますが、今週も昨日リバランス発動となりました。
5回目にしてやっと反転
ただ今回のリバランスは、先週までと違ってリバランス方向が逆転しました。
日経平均の直近1年のチャート(SBI証券のページから引用)を見てもわかりますが、株価がやっと上昇に転じたためですね。
まだコロナショック前の水準には程遠いですが、一旦底打ちした感触は出てきましたね。
一方NYダウの直近1年のチャート(同じくSBI証券のページから引用)も見てみますと、こちらもやや出遅れながらも上昇に転じています。
日経平均は下がる時は世界に先駆けてなのに上がる時は遅れてという印象がありますが、今回は珍しくNYダウを出し抜いていますね。
まあここから先はどうなるかわかりませんが、コロナショック前には米国株を買っておけば日本株はもはや不要という主張も出るなか、日本株ファンドを持ち続けていた甲斐があったというものです。
今回のリバランス内容
そんな状況下での今回のリバランスですが、以下のような内容となりました。
- 売却
- 日本株式:-7.1%
- 海外株式:-0.9%
- 購入
- 日本債券:+5.7%
- 海外債券:+3.1%
- 海外REIT:+6.2%
前回までと逆で、完全に株式売り・債券買いのパターンです。
今回は日本株の反発が先行していますので、日本株式の売却比率が大きくなりました。またREITの暴落率が大きかったため、債券に加えて海外REITもが引き続き買い増しとなりました。
まあ相変わらず毎日大きな価格変動が続いていますので、このあたりの比率は1日違いで大きく変わってくるのですが。元より投資信託で細かいタイミングを計ることは諦めていますので、徐々に目指すポートフォリオに近づいていけばいいかと考えています。
ただ、今は株式が反発していますが、このまま素直に上昇が続く気はあまりしません。コロナの世界的な蔓延もこれからがクライマックスですし、少なくとももう1回は暴落が来そうな気がします。
もしそうなったとしても、慌てず騒がず淡々と投資信託のリバランス(とiDeCoの積立)が続けていければ自分としては上々です。