Kyashの改悪対策としてRevolutを導入

前回Kyashはもう残高を持たずにミニマム運用することにしたでお伝えしましたKyashの件ですが、いよいよアップデートリリースとなるはずだった今日12月8日の直前の昨日、思いもよらぬ動きがありましたね。

突如のアップデート中止

詳細は以下のリリースページで確認できますが、なんとリリース予定だったアップデート項目3つのうち2つが、リリース中止となりました。

具体的にリリース中止になった機能は以下の2点です。

  •  「残高利息」サービス
  • 登録カードを使った指定金額入金機能廃止

「残高利息」サービスについては、サービス名称及び内容を見直すとのこと。登録カードを使った指定金額入金機能の廃止の方は延期ということになっていますね。

一方、1つ残った変更点であるポイント還元上限の変更(引き下げ)については予定に変更なしということで、ユーザーへのインセンティブと思われた「残高利息」サービスが中止になって還元上限の改悪だけが先行リリースされるという、なんとも冴えない状況です。

しかも中止の告知が機能リリース予定日の前日夕方という、金融を扱う企業にしては異例のドタバタ感。ベンチャーらしいと言えばらしいですが、ますますお金を預けておくのが恐ろしくなってしまいました。

これを見る限り、前回決定しました「残高利息」の利用やカードによる駆け込みチャージは止めにし、Kyash上の残高をミニマム化してカードリンク型で運用をするという判断は妥当だったように思われます。

Kyash改悪対策としてRevolut導入

ところで前回の記事を書いた後、Tiwtter上などでRevolutというサービスがあるのを知りました。

こちらはクレジットカードやデビットカードを登録し、そこから残高をチャージしてリアルあるいはバーチャルのカードを通して支払いをしたり送金をしたりするという、ある意味Kyashによく似たサービスです。

ただイギリスで生まれたサービスだけあってよりグローバルな機能が実装されており、有利な為替レートでの外貨の支払いや送金などもできるようです。

ただしKyashのように支払いに応じてポイントが還元されるような機能はありません。

では当面外貨を使う予定もない私がこのRevolutの何に注目したかというと、Revolutのチャージ元としてKyashを指定することにより、Kyash残高のバッファーとして使えるのではないかという点です。

つまり

  • クレジットカード→Kyash→Revolut

というチャージ関係にすることにより、今回Kyashで廃止が告知されました登録カードを使った指定金額入金に相当することが実現できそうなのです。

というわけで、とりあえずRevolutにユーザー登録してみました。

ユーザー登録の流れは以下のような感じで、スマホと身分証明書となる運転免許証かマイナンバーカードがあれば即日利用開始が可能です。

  1. スマホにRevolutアプリをインストール
  2. アプリに電話番号とパスコードを登録
  3. SMSで電話番号認証
  4. アプリで運転免許証かマイナンバーカードを撮影して本人確認
  5. アプリでリアルカードの発行申請

運転免許証やマイナンバーカードの情報を登録しなければならないところがちょっと抵抗感がありますが、そこさえ納得できれば恐るべき手軽さで利用が開始できます。

ユーザー登録後、試しにKyashからRevolutチャージの最低金額である2,000円をチャージしてみたところ、問題なくチャージすることができました。

これでREXカード(リボ払いで1.5%還元)から適宜任意金額をチャージして利用するという当初想定の運用を、Kyash改悪後も続けることができそうです。その場合、最終的に残高が残るのは当然Revolut上になりますが。

Revolutは無料プランでも一応リアルカード(VISAブランド)が無料で発行できます(無料の場合カード配送に少し時間がかかり、カードデザインも選べませんが)。またGoogle Payに登録すればスマホでVISAのタッチ決済も利用できるようですので、支払いに使う分には特に問題は無さそうです。

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