Windows 10 October 2020 Updateを適用したらMS-IMEの設定が消えた

私が使っていますノートPC Inspiron 15で昨日、Windows 10 October 2020 Update(バージョン20H2)の更新通知が出ました。

バックアップ後に適用してみたところ、更新自体は比較的短時間で済みました。適用後も大きな違和感はなく使えたのですが、一点だけ問題が起きました。

MS-IMEの設定が消えた

それは日本語入力のMS-IMEをカスタマイズしていた設定が消えてしまったことです。

私は以前にDell Inspiron 15 ゲーミング、キー関係のカスタマイズで書きましたように、MS-IMEの日本語入力切り替えキーをMac風にカスタマイズして使っています。

と言っても、日本語キーボードのスペースキーの左右にある「変換」キーでIMEオン、「無変換」キーでIMEオフになるという単純なものですが。

私は別にMac信者ではありませんのでMac OSの動きが至高だとは思いませんが、この日本語入力切り替えだけは絶対的にMac派です。今まで何も疑問を持たずにMS-IMEを使ってきた方も、一度この方式を試してもらえればその良さがわかると思います。

ところが今回October 2020 Updateを適用したところ、カスタマイズ設定が消えてMS-IMEの動きがデフォルトに戻ってしまったのです。

簡単に設定できるように変わっていた

ああ、また設定のやり直しかと思い、前に書いた記事を探し出して準備をしたのですが、いざ設定をしようとしたらMS-IMEの設定画面が変わっていることに気が付きました。

設定画面の中の「キーとタッチのカスタマイズ」の項目を選ぶと、以下のようにピンポイントで無変換キーと変換キーの動作を選べるようになっていたのです。

MS-IME設定 キーとタッチのカスタマイズ 初期状態

ここで以下のように「各キーに好みの機能を割り当てる」のスイッチをONにし、「無変換キー」の項目で「IME-オフ」を、そして「変換キー」の項目で「IME-オン」を選ぶだけで、簡単に望みの動作をさせられるようになりました。

MS-IME設定 キーとタッチのカスタマイズ カスタマイズ後

こういう設定機能が組み込まれたということは、一般的にもMac方式の日本語入力切り替えの需要が一定数あったということなのでしょうね。

せっかく簡単にカスタマイズできるようになったことですし、今までMS-IMEをデフォルト設定で使っていた方も、一度このやり方を試してみてはいかがでしょうか。お勧めです。

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