ピカラ光ネットから通信量超過の警告を受けた

うちでは現在、インターネットアクセスには賃貸契約に伴って無償で提供される光ファイバー回線を使用しています。

プロバイダーは四国電力が経営していますピカラ光ネットというところですが、正月の帰省から戻ってみたらそこからDMが来ていました。

通信量超過の警告

今までピカラからDMが来たことは無かったので何だろうと思い開けてみると、以下のような内容でした。

通信量超過警告

なんと規定の通信量を超過したので、あと2回同じことをしたら帯域を制限しますよという警告です。

携帯回線の通信量は結構シビアにチェックしていましたが、まさか光ファイバー回線でこのような警告を受けるとは思いませんでした。

それにしてもこの警告文では30GBを超過したことはわかりますが、それがどのような時間間隔を対象にしたものなのか(1日なのか1ヶ月なのか、など)がはっきりしません。

そこで文中に示されていた以下のURLを参照してみました。

通信回線について | よくある質問 | ピカラ(Pikara)公式サイト

すると以下のような記述がありましたので、1日当たり30GBが条件のようです。

帯域制限条件

それにしてもちょっと意外だったのは、アップロードのみが帯域制限のチェック対象で、ダウンロードは対象でないと記述されていることです。

通常個人のインターネット利用で帯域を食うのはダウンロードのこと方が多いと思います(頻繁に動画を公開するユーチューバーとかでもなければ)。

ダウンロードがチェック対象に含まれていないのは、自動的に帯域を絞る仕組みでも組み込まれているからなのでしょうか。

引き金を引いたのは仮想通貨Moneroのウォレット?

それにしても30GB超のデータをアップロードしたような覚えはありませんので、今回の通信量超過の引き金を引いたのが何なのかが気になります。

と思ってDMに記載されていました12月26日付近の日記を見返してみると、ちょうどその頃Moneroという仮想通貨のウォレットアプリをPCにインストールしていました。

これは去年MinerGateというマイニングアプリを使っていた時に採掘していた通貨ですが、その後採掘は別の通貨に切り替わっていきましたので中途半端な量のまま放置していました。

しかし去年末のNiceHashのハッキング騒動を見て、少量でも引き出せるものはできるうちに手元に持って来ておいた方が良いかと思い、ウォレットアプリをインストールしたのでした。

仮想通貨のウォレットアプリはたいていどれもそうですが、初回の起動時はそれまでのブロックチェーンのデータをネット上から全て引っ張ってきますので、大量のデータ通信が発生します。

このMoneroのウォレットの場合も、やはり最初に起動してから初回のデータ同期が完了するまでに1日以上かかりました。

この間ブロックチェーンのデータをダウンロードしているだけだと思っていましたが、今回この帯域制御のチェックに引っかかったということは、アップロード方向の通信もしていた可能性が高そうです(他に思い当たる要因がありませんので)。

まあ滅多にあることではありませんが、仮想通貨のウォレットアプリの通信量についてはちょっと注意をしておいた方がよさそうです(特に初回起動時)。

スポンサーリンク

フォローする

おすすめトピック(一部広告あり)

おすすめトピック(一部広告あり)


『ピカラ光ネットから通信量超過の警告を受けた』へのコメント

  1. 名前:ふぇい 投稿日:2018/04/21(土) 13:47:20 ID:d227feefb 返信

    情報ありがとうございます。
    ウチもピカラから同様のメールが来ました。
    私のところのRadeonはETHばかり掘っていたのですがETH用ASIC発表やMoneroが耐ASIC用HFした事を切っ掛けにちょうどMoneroへ切り替えようかとテストしようとした矢先に同じメールが来ました。

    ウチの場合始めて丸一日で66G超えてました。
    Monero以外にもSmartcashのウォレットも動いているのでこれが容量を大幅に超過させた原因かもしれません。
    困ったことにSmartcashはPos用のウォレットなので代替や停止ができないんですよね。
    仕方がないのでMoneroはスマホのウォレットにでも放り込むようにします。

    • 名前:観楓 投稿日:2018/04/21(土) 16:29:59 ID:5f001766c 返信

      ふぇいさん、コメントありがとうございます。

      やはりMoneroはちょっと怪しそうですね。

      Moneroのような匿名性の高い通貨は日本の取引所では扱われなくなりそうですし、手を出さない方が無難なのかもしれませんね。

  2. 名前:ふぇい 投稿日:2018/04/23(月) 01:37:43 ID:65abf8ec5 返信

    容量規制に引っかかったのはMoneroウォレットの初期同期のせいでしょうね。
    ただ危ないのでウチではMoneroウォレットは使用を諦めました。

    Monero以外にも匿名性の高いZcashとかはCoincheckがあの状態で、期待していたKrakenも撤退、Binanceも微妙とあっては国内ではおそらく取り扱われないでしょうね。
    ただ、Zcash等EquihashアルゴリズムやMonero等のCryptnight系アルゴリズム等、匿名性の高いアルゴリズムでしかマイニング利益を上げられない現状で、Ethereamが夏までにASIC対策が取られない場合、RadeonだとMoneroのCryptnightv7しか利益が出せそうにありません。

    取りあえずnanopoolで払い出しを週一ぐらいに成る様に設定して海外取引所のアドレスに送る方向で検討しています。