モナーコインのマイナーを変えたらハッシュレートが2倍以上に上がって驚いたで書きましたように、最近またモナーコインを掘り始めています。
なんとNiceHashがハッキングされてビットコイン大量盗難かで書きましたようにマイニングプールのNiceHashがハッキングを受けて停止しているせいもあるのですが、実はこの事件が発生する少し前からモナーコインに切り替えていました。
モナーコイン価格上昇中
なぜモナーコインに切り替えたかというと、NiceHashではビットコインが掘れる速度があまりにも遅いためです(まあうちのマシン Inspiron15 ゲーミングのGPUがプアなせいもあるのですが)。
先の記事でも書きましたようにNicsHashでは引き出せる量のビットコインを掘るのに約4カ月もかかりましたので、引き出す前にハッキング事件が起きて手が出せなくなってしまいました。
モナーコインはまだそれよりは量が掘れますので、その気になれば自分のウォレットなどに小まめに引き出すことができます。
ただ以下はZaifから引用したモナーコインの直近の4時間足チャートですが、12月に入ってからモナーコインは価格が高騰しています。
12月6日に付けたピークの2,300円に比べると現状は1,600円台とかなり落ちていますが、それでも月初の600円台と比べると2倍以上の水準です。
この価格高騰を受けてマイニングにも人が流入し、現状はかなり掘れる量が減ってきてしまいました。
現在の価格が維持されるなら何とか電気代の元は取れそうですが、月初の価格まで戻ってしまったら赤字が出そうです。
Bitzenyでリスク分散
そこで、リスク分散のために最近Twitterなどで時々目にするようになりました仮想通貨Bitzenyも掘ってみることにしました。
Bitzenyはモナーコインと同じく日本発の仮想通貨であり、コミュニティが活発である、Twitter経由などで投げ銭に使われるなど、モナーコインと似た特徴を持っています。
ただ3年前に開発した作者さんが現状音信不通となっているなど、ちょっと不穏な雰囲気もあって、モナーコインよりもより草コイン(大手取引所などで扱われていない発展途上のコイン)らしい存在と言えるでしょう。
ではなぜそんな怪しげなコインをマイニングする気になったかというと、BitzenyはCPUで掘れる(というかCPUでしか掘れない)という特徴があるためです。
つまりBitzenyは本気のマイナーが揃えている高性能のGPUや、マイナー事業者が使うASICマシンのような高価な装備は必要無く、普通のPCで掘れるのです(もちろんCPUの性能によって掘れる量は変わってきますが)。
ということは、うちでもGPUを使ってモナーコインを掘り続けながら、その裏でCPUを使ってBitzenyも掘れるということです。これなら電気代もそれほど増えないはずですので、試してみることにしました。
Bitzenyをマイニングする手順は以下のような感じで、モナーコインの場合とほとんど同じです。
- ウォレットを準備する
- マイニングプールにユーザー登録する
- PCにマイナーソフトをインストールする
- マイナーソフトをプールに合わせて設定し、実行する
今回は手順の詳細は書きませんが、日本発のコインだけあって検索すれば日本語の情報もたくさん出てきます。ウォレットとマイナーソフトはBitzenyの公式サイトからダウンロードすることができます。
マイニングプールのサイト構成およびマイナーソフトの使い方もモナーコインの場合とよく似ていますので、モナーコインのマイニング経験者ならすぐに違和感なく始められるでしょう。
こちらが実際にBitzenyをマイニングしている様子です。
ハッシュレートは裏で重たいものが走っていない状況で1.4khash/sから調子がいいときで1.8khash/sくらいまで出ますね。
なおモナーコインの価格上昇にともなってこちらに流れてきている人も多いようで、このBitzenyも12月に入ってから価格が高騰し、マイニングで掘れる量も減ってきています。
手を付けるのがやや遅すぎたかもしれませんが、上記のようにモナーコインと並行でマイニングできますので、しばらく掘り続けみようと思います。