今日はこのブログでもNiceHashで初のマイニング報酬ゲットなどでご紹介し、私自身も利用していました仮想通貨の大手マイニングプールNiceHashがハッキング被害を受けたというニュースが飛び込んできました。
例えば、
「ビットコイン盗まれた」76億円相当か マイニングプール「NiceHash」ハッキング被害 – ITmedia NEWS
など。
被害総額は76億円相当?
なんでもNiceHashのウォレットから謎のアドレスに向けて約76億円相当のビットコインが送金されたのが確認されているということですが、これがそのまま被害額になるのかはまだ調査中のようです。
実際、NiceHashのサイトを見に行くと、サービス停止の告知が出されて一切使えませんでした。
通常の仮想通貨取引所などは顧客から預かった仮想通貨の大半はコールドウォレットと呼ばれるネットから隔離されたウォレットに保管している場合が多いですが、NiceHashはマイニングプールという性格上、ユーザーとの仮想通貨の出し入れが多いのでそこを狙われたのかもしれませんね。
まあ内部犯行説も一部囁かれているようですが。詳しいことは追加の発表を待つしかありません。
私にも若干被害が
その予想される被害総額の大きさから第2のMt.Gox事件になるのではないかという噂も飛び交っていますが、実は私も若干ながら被害者になる可能性があります。
先日モナーコインのマイナーを変えたらハッシュレートが2倍以上に上がって驚いたで少し触れましたように、NiceHashでチマチマとマイニングして貯めたビットコインが先月11月の終わりでやっと引き出せる10mBTCに達していたのです。
ところが先日からお伝えしていますように、このタイミングでブログで使っているレンタルサーバー ミニバードの負荷問題にぶつかってしまい、そちらの対策に気を取られて引き出し手続きをしていませんでした。
その負荷対策の方もキャッシュプグインの導入で一段落付き、今週中には引き出そうと思っていたのに一歩間に合いませんでした。
ビットコインは今160万円を超えていますので、10mBTCでも引き出せれば1万6千円くらいにはなっていたのですよね。
この10mBTCを貯めるのに要した期間は約4ヶ月。電気代を使いPCを酷使し続けた挙句のこの仕打ちはあんまりですが、まあこれも仮想通貨の現実の一部と捉えるしかなさそうです(まだ完全に戻ってこないと決まったわけではありませんが)。
せめてもの救いは、先の記事で書きましたようにマイニングする仮想通貨をモナーコインに切り替えましたので、今後のマイニングは影響がないことです(←まだ懲りていないやつ)。
2017年は仮想通貨の値動きでも激動の年でしたが、最後にこんな隠し玉まで用意されていたとはまいりました。