前回円安進行で投信リバランスを書きましたのが4月20日頃でしたが、それからわずか20日ほどで再び投信リバランスのタイミングがやってきました。
なお実際にリバランス注文を出したのは一昨日です。
今年4回目の投信リバランス
どこまで上がるのかと言われていました米国株式ですが、とうとう大きな調整が入りましたね。
それに合わせて当然のように日経平均も下げています。SBI証券のページから引用した日経平均の直近1年のチャートを見ますと、今回の値動きはこんな感じです。
前回リバランスしました4月20日頃以降はほぼ下がりっぱなしですね。
一方NYダウの方の直近1年のチャート(同じくSBI証券のページから引用)はこんな感じ。
こちらも下がっていますが、その下げの勢いが日経平均をはるかに上回っているのが今回の特徴です。この下げ方の違いが今回のリバラスの方向性を決めました。
今回のリバランス内容
そのリバランス内容ですが、今回は以下のようになりました。
- 売却
- 日本株式:-2.0%
- 日本債券:-5.0%
- 日本REIT:-4.3%
- 海外債券:-2.9%
- 購入
- 海外株式:+5.8%
- 海外REIT:+9.6%
前回のリバランスは海外売り・日本買いの色が強いと書きましたが、今回はその真逆でほぼ日本売り・海外買いの状況となりました(さすがに海外債券は売り側に回っていますが)。
そして前回は海外の中でも株式よりもREITの売り比率が突出していましたが、今回も株式よりもREITの買い比率が突出しています。
REITは株式よりリスクがやや低い(変動率がマイルドな)クラスと認識していましたが、これを見ますと一概にそうとも言いきれない感じですね。
それにしてもウクライナ紛争がやっと市場に織り込まれてきたかと思ったら、今度は米国の景気後退懸念が急に台頭するなど、今年の相場は前半戦から荒れ模様です。
私のメイン投資は長らく国内外株式・RETIのバランス派ですが、米国株神話を信じて集中投資してきた人にとってはホールド力が試される展開ですね(あるいはうまいこと乗り換える適応力か?)。
何度も景気後退懸念を跳ね返してきました米国株式が今回も不死鳥のように蘇るのか、それともこのまま長期調整に突入していくのか、目が離せません。
まあ私はいずれにしても時々リバランスしながらついていくのみですが。