リスク・無リスク資産のバランスが崩れていた

このブログでも時々リバランスの記事で書いていますように、私のリスク資産のメインは投資信託です。

その内訳は国内外の株式、債券、REITなどのクラス毎に目標比率を設け、そこからある程度乖離が発生するとリバランスを実施して補正をかけています。

リスク資産と非リスク資産の比率

通常はこのリバランスだけで資産のメンテナンスは事足りるのですが、実はそれとは別にもう一つチェックしておくべき基本的な資産比率があります。それはリスク資産と非リスク資産の比率です。

これについてはリタイア以降ずっとリスク資産 60%、非リスク資産 40%を目安としてきました。この比率もリスク資産の上げ下げなどによって当然日々変動するのですが、大まか枠組みですのであえて明示的なリバランスを実施するほどのずれを生じることは今までほとんどありませんでした。

ところが今年に入ってからの日本株式の急騰などを受け、最近とうとう非リスク資産の比率が35%を割り込んできました。最近車の購入代金を支払いましたので、それでまとまった現金が減ったことも少し影響しているかもしれません。

この値は今まで通しても数度しか目にしたことのない水準ですし、今後もしばらく株高が続く可能性もありますので、少し意図的に補正をかけた方が良いかもしれないと思い始めました。

国内債券クラスの処分を加速させるか

現状雀の涙くらいしか収入の無い私の場合、非リスク資産の比率を上げるためには何らかのリスク資産を売却するしかありません。

ここは本当なら、不安定要素である個別株式の持株会株式を現金化したいところです。しかし持株会株式は最近の株高を受けて上昇しているものの、数年前のピーク時から見ますとまだ半分程度の水準ですので、現時点で大量に処分するのはためらわれます。

そうなりますと、あとは投資信託のいずれかのクラスを売却するしかありません。セオリー的には上がっています日本株クラスを手放すのが常道ですが、ここは国内債券クラスの処分を加速させようかと考えています。

と言いますのも、国内債券クラスについては前回のリバランスの記事で書きましたように手放すことに決めたためです。私の場合、投資信託はすべてリスク資産と見なしていますので、これを処分してもリスク資産の比率は下がるのです。

とはいえ急に大きく手放すわけではなくて、数年かけて手放すつもりで毎月売却していた量を倍に増やす程度の調整に留めるつもりですが。

そうこうしているうちに株高が収まって勝手にリスク資産の比率が下がってくる可能性もありますし、ここはじっくりと時間をかけて補正していきます。

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