先週のトランプ関税の発表以降、世界は同時株安でえらいことになっていますね。
しかし私の投資先は主に投資信託ですので週末は動きづらく、また昨日の月曜日もまだSBI証券のポートフォリオ画面に最新情報が反映されませんので、今日になって初めて資産の最新状況の確認とリバランスに向けて動き始めました。
トランプ関税による株式暴落を受けてリバランス
まず日経平均の1年チャート(SBI証券のページから引用)で見てみますと、こんな感じ。
昨日は昨年8月の暴落時の水準を超えて下がってしまいましたね。しかもまだここが底である感じが全くしないのが恐ろしいところです。
1日明けて今日は反発しましたが、明日が上がるのか下がるのかもまったく予測がつきません。
リバランスするなら欲を言えば昨日のタイミングを捉えたかったところですが、投資信託を使っている以上1日、2日のずれは受け入れるしかありません。
一方NYダウの1年チャート(同じくSBI証券のページから引用)がこちら。
こちらも暴落には違いありませんが、日経平均に比べれば若干マシな印象です。
しかし今後関税の実質的な効果が出始めればアメリカ経済にとっても確実にマイナス要因でしょうから、先行きはまったく楽観視できません。
トランプさんは今のところ方針転換する気は全く無いようですし、アメリカ人も前途多難ですね。
今回のリバランス内容
そんな流れを受けました今回のリバランス内容ですが、以下のようになりました。
- 売却
- 日本REIT:-6.1%
- 海外債券:-7.1%
- 購入
- 日本株式:+7.5%
- 海外株式:+2.0%
- 海外REIT:+0.7%
今回は株式暴落を受けてのリバランスですので、基本的には債券売り・株式買いのパターンです。中でも下落幅の大きかった日本株の買いが多くなりました。
REITについては相対的に下落幅が小さかった日本REITが売りに回り、海外REITはほぼ中立に近い状況でした。
とりあえず1回リバランスはしましたが、これで狂乱相場が収まる感じはあまりしません。むしろここからが本番の可能性さえありそうです。
私の場合、下落した資産クラスへの資金投入は原則として投資信託内でのリバランスの形で行いますので、手持ちの現金などで買う場合と違って投入資金が枯渇する可能性はほぼありません(資産全体で見れば当然減ってしまっているのですが)。
ここからさらに株式などが下落し、万一リスク資産の価値が無リスク資産の価値を下回るような状況になれば無リスク資産を追加投入する可能性も無くはありませんが、そうなる前に相場が落ち着ていほしいものです。