前回株式復調で投信リバランスを書きましてから約40日、早々に次のリバランスタイミングがやってきました。
今年6回目の投信リバランス
しばらく26,000円~28,000円のボックス圏に留まっていました日経平均が前回29,000円に近づき、ようやく上に抜けたかと思われるタイミングでのリバランスでした。
しかし結果的にはあのタイミングがほぼ短期的なピークで、その後はまた坂道を転げ落ちるような下落が待っていました。
SBI証券のページから引用した日経平均の直近1年のチャートで見ますと、こんな感じです。
途中で一度反発を試してはいますが、結局見事な反落ですね。
一方NYダウの方の直近1年のチャート(同じくSBI証券のページから引用)はこんな感じ。
こちらも同様に急降下中ですが、短期的な下落度合いでは日経平均よりも激しいですね。
ただまあ最近は円がドルに対してかなりの円安傾向ですので、その影響を考えるとどちらがひどいとは一概に言えませんが。
今回のリバランス内容
そんな状況下での今回のリバランス内容は以下のようになりました。
- 売却
- 日本債券:-3.8%
- 日本REIT:-2.8%
- 海外債券:-3.8%
- 購入
- 日本株式:+2.3%
- 海外株式:+2.2%
- 海外REIT:+6.5%
前回は株式反発局面で典型的な株式売り・債券買いパターンでしたが、今回はうって変わって完全に債券売り・株式買いのパータンです。一か月ちょっとという短期の間にこれだけ傾向が反転するのも珍しいですね。
またもう一つの今回の特徴としては、株式以上に海外REITが下落している点があります。おかげで株式を大きく上回る+6.5%という大幅買い増しとなりました。やはり証券化されたREITについては、投資対象が不動産であっても株式よりリスク(振れ幅)が小さいとは言えないようですね。
それにしてもここまで急激に株式相場が崩れますと、ここからの先行きももかなり不安になってきますね。
少なくとも米国がインフレが収まるまでは利上げを止めないと言っている以上、まだしばらく株式投資には厳しい情勢が続くと覚悟をしておいた方が良さそうです。