bitFlyerでイーサリアムのステーキングサービス開始

先日、私が利用しています暗号通貨取引所のbitFlyerから通知がありまして、新たにイーサリアムのステーキングサービスを開始したとのこと。

イーサリアムのステーキングサービス

この件については今年の初め頃にやるという告知があったと思いますが、とうとう始まったかという印象です。

ステーキングサービスの詳細については以下のページで参照できます。


ステーキング | 仮想通貨ビットコイン(Bitcoin)の購入/販売所/取引所【bitFlyer(ビットフライヤー)】

ステーキングとは、自分が保有しています暗号資産をブロックチェーンネットワークに預けることにより、報酬を受取る仕組みのこと。イーサリアムの仕組みが提供するサービスですので、原理的には個人が保有していますイーサリアムを直接ステーキングして報酬を受け取ることもできるはずです。

しかし今回bitFlyerが始めたのはそれをbitFlyerが仲介する仕組みで、イーサリアムをbitFlyerに預けてステーキングの設定をONにするだけで、お手軽にステーキング報酬を受け取ることができます。

その分ステーキング報酬の約30%をbitFlyerが手数料として差っ引くという結構なぼったくりですが、一般人が難しいことを何も考えないで手軽にステーキングに参加できるのは良いですね。

上記ページで示されています報酬利率の2025年8月10日時点での参考例を見ますと、bitFlyerがイーサリアムネットワークから受け取るステーキング報酬が年利率2.90%に対して、お客様が受取るステーキング報酬の年利率は2.03%とのこと。

ステーキングの設定をONにするだけで、今bitFlyerに預けていますイーサリアムが年率約2%で増えていくと考えると、悪くはなさそうです。私はステーキングの設定を早速ONにしておきました。

ステーキングサービスのリスクは?

ただ旨い話には棘があるということで、ステーキングサービスのリスクについても少し調べてみました。

今回の件とちょっと似た概念で、取引所に暗号通貨を一定期間預けることで一定の報酬をもらえるサービスをステーキングと称して展開している取引所もあります。実際bitFlyerも「貸しコイン」という名前で、そちらのサービスも提供しています(現在新規募集は行っていないようですが)。

こちらですと暗号通貨をブロックチェーンネットワークではなくて取引所に預けることになりますので、預けた通貨は一定期間取引不能となります。また万一取引所に何かあった場合には回収不能になる恐れもありそうです。このあたりは証券会社に貸株するのと似た感じですね。

しかし今回始まりましたステーキングサービスでは通貨がロックされることは無く、サービス利用中でも売買などの取引は自由に行えるようです。

取引所に暗号通貨を預けること自体で、取引所がハッキング被害に遭った場合などに結果的に損害を被る可能性はありそうですが、そこは暗号通貨取引所を使う限り避けて通れない道です。

bitFlyerは日本の暗号通貨取引所としては最古参かつ最大手の一角ですので、そこはbitFlyerのセキュリティ力を信じるしかないですね。

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