季節が夏から冬に急激に切り替わり、朝夕にはもはや暖房が恋しい気温の日も出てき始めましたので、急ぎ実家と借家のエアコンの掃除を行いました。
我流でエアコン掃除
夏の冷房使用時はエアコン内部でカビが繁殖しやすいため、今回は我流ながら結構念入りに行いました。
まずフィルターは当然掃除しますが、これについては掃除機で付着しているほこりを吸い取ってから水洗いして天日干しします。
あと問題はエアコン内あります主要部品、熱交換用のフィンと風を起こすファンです。
フィンについてはその繊細な構造上、通常素人ではほこりを軽く払うくらいしか手が出せませんが、今回はエアコン掃除用のクリーナースプレーを使用しました。
市販のエアコンクリーナースプレーいついてはその利用について賛否が分かれるところですが、夏の使用後ということで利用に踏み切りました。
ただしこの手のスプレーは通常1本500円ほどしますが、ダイソーで1本300円で売られているのを見つけましたので今回はそれを使ってみました(アース製のようですので、それほどおかしなものではないだろうということで)。
実際に使ってみた感想としては、缶が思ったより軽くて内容量がやや少ない気もしましたが、エアコン1台を掃除するには十分な噴射時間がありました。使用感も一般的な市販のものと変わりません。
後はファンですが、エアコンの吹き出し口からライトを当てて覗いてみますと、ファンにかなりのカビが付着しているのが確認できました。
ここは素人にはなかなか手が出しにくい部分ですが、市販のアルコール除菌スプレーの液に歯ブラシを浸し、吹き出し口からブラシを差し込んで軽くこすってみました。
空気整流用のフィンやルーバーが邪魔してブラシはあまり自由には動かせませんが、それでもブラシが真っ黒になるくらいカビが取れました。
ライトを再度当てて確認するとカビはまだ残っていましたが、1度にあまりしつこくし過ぎると何か不具合が起きる可能性もありそうですし、いい加減腕も疲れてきます。ここは数年がかりで逐次掃除することにして、今回は適当なところで切り上げました。
なお上記のスプレーやブラシの過程で液が下に垂れる可能性がありますので、作業中は念のためエアコンの下に45Lのごみ袋の側辺片側を切り裂いたものを貼り付け、液体受けとしておきました。
以上の手順を実家2台と借家1台のエアコンに施工し、クリーナースプレーとその他諸々の小物の代金以外はタダのエアコン掃除が完了しました。
本当は専用の掃除業者に頼んだ方が良いのでしょうが、1回1万円以上かかるものを毎年呼ぶのも気が引けます。何より業者を探したり来訪の時間調整や対応をしたりするのも面倒なのですよね。
これでどうにか今年の冬も暖かく過ごせそうです。
