前回金の勢いが止まらないの記事を書きましたのが9月末でしたが、今日何気なく田中貴金属のホームページを見たら金価格がさらにすごいことになっていました。
半月で1割上昇
前回の記事で書きましたのが金1gの価格が2万円に到達ということでしたが、今日時点の価格がこちらです。
何と2万2千円を超えていました。約半月で1割の上昇です。この変動率はもはや株式を超えていますね。
ただ投資においてリスクが高い(=変動率が大きい)投資先というのは、上がる時と同じくらいの勢いで下がる可能性もあるということです。一旦下落に転じた時の落ち方も尋常ではない可能性があり、ちょっと怖くなってきました。
まあ私の場合は少額の純金積立から勝手に育った金を手元で転がしているだけですのでまだ良いのですが、今から新規に金に飛び乗るかどうか迷っている人は踏み切るにはかなり勇気がいりそうですね。
崩れるとしたら何が原因か
ちなみにこの好調な金が大きく崩れるとしたら何が原因かと考えてみますと、やはりトランプさんが辞めてアメリカの無茶な経済政策が終了し、米ドルや米債券への信認が回復した時というのが一番ありそうな要因ですかね。
ただあのトランプさんを本気で大統領にしてしまう国民性ですから、単に大統領が変わっただけではすぐには信用は回復しないかもしれませんが。
あるいはちょっと前に何かでニュースになっていたと思いますが、核融合炉内で水銀を金に変換するというような現代の錬金術が発明され、それが実用レベルに達した時とか。
そうなりますと金はただの便利な金属としてアルミホイルのように使われるようになるかもしれません。まああったとしても相当先だとは思いますが。
いずれにしても経済クラッシュというのは予測できない方向からやって来ますので、一般人ができる対策としては資金を集中しすぎず、他の資産にも分散させておくことくらいですね。