PHPの脆弱性をつくなどの手法によります個人情報流出事件の報道がいまだに続いていますね。AIを活用することで攻撃がかなり容易化しているようですね。
金融口座への不正アクセスは当たると痛い
そしてこの少し前には、証券会社などの金融口座への不正アクセスによります資金の流出や不正取引によります損失の報道が相次いでいました。
個人情報の流出は一旦流れてしまったものはあきらめてフィッシング対策などの事後の用心をするしかありませんが、資金の流出や損失につきましてはそう簡単には諦めがつきません。
対策としてはパスキーの導入や海外株式などの不要な取引オプションの停止などで事前対策するのが第一ですが、それでも不正アクセスの可能性はゼロにはできません。
さらに自分のように高齢化に伴い資産終活として利用する金融機関をしぼり、各所に分散していました資産をそこに集約していった場合、万一不正アクセスが発生した場合の被害はより甚大になります。
年金繰り下げは不正アクセス対策にもなる
対策としては上記のように金融口座のセキュリティを強化することに加えて、資産の置き場を複数の金融機関に分散しておくとこも有効であろうと思います。ただ置き場の分散は上記の資産終活とは相反する行為ですので、高齢化に伴ってどこまで分散を残しておくかは悩ましいところです。
そこでふと思ったことは、公的年金の繰り下げもある意味不正アクセス対策としての資産分散の一つになるのではないかということです。
年金繰り下げの捉え方でも書きましたように、年金繰り下げは繰り下げによる年金受け取り額の減少分を資産の取り崩しで埋め合わせることによって、将来の年金増額を買う行為です。
つまり年金繰り下げもまた、手持ちの資産の1つの分散先と考えることもできるわけです。繰り下げによって手持ちの資金の一部を将来の年金増額に変換しておけば、その部分を不正アクセスでごっそり持っていくことは不可能です。
そして繰り下げによって年金支給額が通常の生活費を賄える程にまで補強されていれば、万一他の金融口座の中身を不正アクセスですっかり失ったとしても、すぐに生活に困窮することはありません。
というわけで元々5年程度は年金繰り下げをするつもりでしたが、さらにその意思を固くした今日この頃なのでした。