2021年の資産推移を振り返る

今年も残すところあと2日となりました。年内の更新はこれで最後とする予定です。

去年もやりましたが、今年最後の記事はこの1年間の資産推移を振り返っておきたいと思います。

今年の資産推移

マネーフォワードの改悪で資産残高のグラフが見えなくなってから約3年、Excelでの資産残高情報の記録を続けてきました。

その後マネーフォワードで電気を切り替えるとプレミアムサービスが無料で書きましたように電気をシン・エナジーのマネーフォワードプランに切り替えることによって再び資産残高の推移グラフが見えるようになりましたが、グラフについては何かと融通が利くExcelの方がやはり見易いです。

その最新の資産推移グラフがこちら。

2021年資産推移

これは資産クラス別の値の積み上げグラフですので、一番上のグラフが総資産の推移を示しています。グラフ中で黄色の部分が今年の分、そして青色の部分が昨年分です。

これを見ますと、総資産的には今年は上にも下にも行かない停滞の年となりました。年始と年末の資産残高を比べてみると、結局わずか数十万円の変動しかありませんでした。

それでも個別に見ますと、主力の資産であるSBI証券の投資信託やiDeCoの資産は今年もそれなりに上昇したのですが、持株会の株式が年間通じてほぼ下落基調でしたのでそちらが足を引っ張りました。

まあこの間も生活費は消費していたわけですので、大きく下落していなければリタイア生活的には御の字といったところですが。

資産残高は停滞と上昇を繰り返す?

それにしても上記のグラフを改めて見てみますと、一昨年から去年前半にかけての上昇が異常でしたね。この間だけで総資産が3割以上上昇しました。

こんなの事前に予測できるわけもありませんので、やはり素人は市場に居続けることが重要だと思います(適度な分散でリスクをコントロールしたポートフォリオを組むことが前提ですが)。

マネーフォワードで再び見られるようになりました資産残高の全期間のグラフを見ても、総資産残高は一定期間(最長3年程度?)の停滞期とその後の上昇期を繰り返しているように見えます。

もちろんこれもリタイア後にマネーフォワードで資産の記録を取り始めてからまだ高々8年程度の見地から得た推論ですので、今後デカい下落期が来る可能性も否定はできませんが。

いずれにしても上昇期も下落期も私には事前に予測できませんので、本格的な取り崩し時期が来るまでは今のポートフォリオを調整・維持しつつ市場にしがみついていくつもりです。

来年はいよいよ新型コロナが収束して明るい年になることを期待していますが、コロナ収束とともに対策の財政出動が縮小して経済は冷え込むという予測もありますので、はたしてどうなりますかね。

いずれにしても、皆様に良い年が訪れることをお祈りしています。

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『2021年の資産推移を振り返る』へのコメント

  1. 名前:招き猫の右手 投稿日:2021/12/30(木) 20:48:20 ID:97ae3355b 返信

    1年間ありがとうございました。
    またお試し引換券等オトク情報のツイッター配信期待してます。

    資産推移はほんとすごかった1年でしたね。
    やはり緩和マネー終了によるクラッシュが怖いですが機動的に売り買いできるわけもなく付き合っていくしかないと考えています。

    • 名前:観楓 投稿日:2021/12/30(木) 21:56:50 ID:b007de727 返信

      米国株中心に投資していた人は今年もすごかったのでしょうね。うちも持株会の株さえ無ければもう少しいけたのですが。

      機動的な売買で大儲けというのは投資する人すべての夢ですが、まあ長期的に成功できる人はほんの一握りですよね。じっくり行きましょう。

      それでは今年もありがとうございました。良いお年を。

  2. 名前:クロスパール 投稿日:2021/12/31(金) 08:12:30 ID:6b5dcae1d 返信

    本格的な取り崩しというのは何年後を想定されていますか?
    またその為に何かしていることはあるのでしょうか?

    私は5年後を想定しており現在のような株高時に少しずつ現金化しています。

    今年は株式市場好調で資産を伸ばした人が多かったでしょうね。

    来年もどうぞよろしくお願いいたします。

    • 名前:観楓 投稿日:2021/12/31(金) 09:03:45 ID:1cad9f7f3 返信

      今のところ取り崩し時期は年金受給を始める65~70歳(最短あと5年)程度かなと考えています。

      しかし今の生活ぶりが続けられるなら年金だけでほぼ賄えそうな気もしますので、そうなると病院や介護施設などに本格的にお世話になり始めてからになるかもしれません。

      特にやっていることはありませんが、やはり変動の大きい個別株である持株会の株式は適宜処分していこうと思っています。

      それでは良いお年を。